新潮新書<br> 正義の味方が苦手です

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新潮新書
正義の味方が苦手です

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109805
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

正しすぎる社会は息苦しい――。失言をくり返す政治家も、ポリコレを掲げて暴走する人も、自分は常識的だと思っている人たちも、誰もが自分の色眼鏡で世界を見ているものだ。それらがすれ違い、時にぶつかり合うのは当然だけども、他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い。自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法。

内容説明

正しすぎる社会は息苦しい―。失言をくり返す政治家も、ポリコレを掲げて暴走する人も、自分は常識的だと思っている人たちも、誰もが自分の色眼鏡で世界を見ているものだ。それらがすれ違い、時にぶつかり合うのは当然だけれど、他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い。自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法。

目次

第1章 緊急事態下の脱力法(ヒトは神頼みをやめられない;ファクトは感情に勝てない ほか)
第2章 そんなに頭に血をのぼらせてどうするの(日本は「快適な自由」の設計に失敗してきた;制約はときに創造の母となる ほか)
第3章 余所者には余所者の幸せがある(中吊り広告は不滅です;嫌な経験こそ記憶にとどめる ほか)
第4章 戦争が起き、元総理が殺された(「正義」はいつも都合よく利用される;「素人」は沈黙せざるを得ないのか ほか)

著者等紹介

古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985(昭和60)年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』で注目され、メディアでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

73
古市さんの文章は、親近感を覚える。というのは、なかなかできていないが、少し、間合いをとって物事を見つめ、考えてみることの大切さを思い出させてくれるからだ。どうしても、その時の声を大きさや、ごく一部の情報に左右されてしまいがちになるが、そこで、一歩、踏みとどまれるか・・・。結果として、いろいろな環境にある人への視座にもつながる。2023/05/26

Roko

39
日本人の生真面目さが機械化・自動化の遅れにつながっているのに、それを改善しようとしないのは雇用側にとっての利害が第一だからだし、非正規雇用で働く人が増える原因にもなっています。かつて半導体や様々な技術を開発してきた日本ですが、低コストということに固執して安い労働力の外国へ生産工場を移し、結果、日本が空洞化してしまいました。そして、気がついたら日本の方が低コストの国になってしまったのです。「おもてなし」という幻に囚われている日本ですから、「日本だけ人間の時代が続く」というのは、ホントにあるかもしれません。2024/01/31

ヒデミン@もも

37
古市さん本人も好きだけど、文章も好き。週刊新潮での連載をまとめたものらしいが、新潮は読んでなくて、どの話しも古市さんらしい目線や主張で感心した。特にイラストの3行まとめみたいなのがポイント掴んでいてわかりやすい。実名が多く出てくるのだけど、きっと仲が良い人達なのだろうと思う。人脈広くてびっくり。佐藤健さんや落合陽一さんは、わかるけど、安倍晋三さんまで。さすが。2025/02/26

謙信公

30
現代社会の様々な問題に古市視点から切り込む。特に印象に残った物3つ。『嫌な経験こそ記憶にとどめる』雑誌掲載作品を単行本や新書にまとめ(この本もそう)、文庫化、さらに全集や完全版として「リサイクル」。その本を買いあさり、積読化している自分はどうなのか?『世界は77年で一回りする』現代日本に徴兵制の必要がないことがコロナ騒ぎでよくわかった。自主的な「協力」を求めるだけで、進んで従軍してくれる若者は大勢いるだろう。最後に『安倍さんにはもっとこの世界にいて欲しかった』英雄になんかならなくていいから。涙が出てくる。2025/01/29

タルシル📖ヨムノスキー

29
週刊新潮の連載「誰の味方でもありません」の2021年1月〜2022年7月までの記事をまとめたものなので、コロナ騒動、オリンピック、安倍元首相のあれこれなどに大々的に触れているかと思いきや、実際はそうでもなかった。まぁ安倍元首相とプライベートでもお付き合いがあったみたいなのでね。前にも書いたけれど、白黒はっきりつけたい人には物足りないかも。このシリーズでは記事中にたくさんの書籍が紹介されているので、それを読んでみるのも面白いかもしれない。私が一番気になったのは、吉岡悠さんの〝0メートルの旅〟。2023/11/03

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