新潮新書<br> ドーパミン中毒

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ドーパミン中毒

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109690
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0247

出版社内容情報

人は「推し」に夢中になると昼夜を忘れ、やがて「沼」にハマってしまう。その鍵を握るのが「脳内快楽物質」ドーパミンだ。恋愛、セックス、買物、ゲーム、SNS、酒、ギャンブル、薬物……快楽をビジネスにする「ドーパミン経済」の渦中で、現代人が陥る依存の対象は数限りなくある。スタンフォード大学医学部教授で、かつて自身も依存症を経験した第一人者が教える脱出法と、心豊かに生きるための防衛術。

内容説明

人は「推し」に夢中になると昼夜を忘れ、やがて「沼」にハマってしまう。その鍵を握るのが「脳内快楽物質」ドーパミンだ。恋愛、セックス、買物、ゲーム、SNS、酒、ギャンブル、薬物…快楽をビジネスにする「ドーパミン経済」の渦中で、現代人が陥る依存の対象は数限りなくある。スタンフォード大学医学部教授で、かつて自身も依存症を経験した第一人者が教える脱出法と、心豊かに生きるための防衛術。

目次

第1部 快楽の追求(皆のマスターベーションマシン;苦痛からの逃走;快楽と苦痛のシーソー)
第2部 セルフ・バインディング(ドーパミン断ち;3つの方法―空間、時間、意味;壊れてしまったシーソー?)
第3部 苦痛の追求(苦痛の側に力をかける;徹底的な正直さ;「恥」が人とのつながりを生む)
結論―シーソーの教訓

著者等紹介

レンブケ,アンナ[レンブケ,アンナ] [Lembke,Anna]
1967年アリゾナ州生れ。精神科医。医学博士。スタンフォード大学医学部教授。同大学依存症医学部門メディカル・ディレクター。イエール大学を卒業後、スタンフォード大学で医学を修める。依存症医学の第一人者であり、前著Drug Dealer,MDが話題に。論文、受賞歴多数

恩蔵絢子[オンゾウアヤコ]
1979年神奈川県生れ。脳科学者。東京工業大学大学院で博士課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ehirano1

129
「欲望の発作(=ドーパミン中毒)の中では選択などできない」という。「つまり欲望の発作(=ドーパミン中毒)」はヒトには内蔵されているシステム。だから、意志の力なんて欲望の発作の前では無力。なので、自分がはまっているいるモノと自分の間に障壁(セルフバインディング)を造るしかない、とのこと。そして、セルフバインディングには、物理的、時系列的、ジャンル的の3種類があるらしい。2025/02/13

Kanonlicht

80
人間は誰しも快楽と苦痛のシーソーを持つと本書は説く。快楽に浸ると、必ずその反動で苦痛を得ることになる。面白いのは、その逆にある程度の苦痛に身をさらすと、その後で快楽を感じることがあるという。精神科医である著者はさらに依存症からの脱却の方法をいくつか挙げる。なかでも「正直であること」がその一つだということは興味深い。これだけ娯楽や嗜好品が溢れている現代、すでに誰もが程度の差こそあれ何かしらの依存症にかかっていると考えると、その克服法を知っておくのは大切だと感じた。2022/11/30

こも 旧柏バカ一代

70
快楽を求めて色々とハマっている人々。そこから脱却するのは非常に難しい。それならトコトン堕ちて復帰した人はどうやって復帰して来たのだろうか?特に興味深かったのが、、冷水風呂。腹が絶対壊れる。死にそうなほどの苦痛を与えて、そこから解放された時の快楽は絶大だと言う。その辺の麻薬より凄くて長く続くらしい。それで復帰した人もいる。家族に支えられて回復した人。薬を絶ったら普通になった人など、、でもそこに行く原因を除去しないと結局は戻ってしまう。それをいかに除去するのかが重要。それを自身に当てはめると、、会社を辞める?2022/10/19

キムチ

69
久々のクリーンヒットの読書に。筆者はスタンフォード大学の精鋭、依存症医学の第一人者。がちがちの専門書ではなく、統計オタクでもなければ、自己誇大評価のお化けでもなく、極めて明快な論理を展開。シーソーの教訓~自分自身の解放を望むのは自然の摂理、誰にでもある。逃避グッズは問題を長期化させるだけ。ドーパミン断ちは脳の報酬回路のリセットに効果があり、セルフバインディングは欲求と摂取の間に壁を作る等々。概括の後。。【自分の人生にどっぷり浸かる方法を見つけて欲しい】と結ぶ☆逃げるのを止めむしろ立ち止まって直視✨だと2023/04/25

k sato

68
人間に備わる生理的欲求を凌駕する欲望が社会に溢れており、新たな依存症がとめどなく湧いてくる。人間は脳内ホルモンの適切な放出により快楽と苦痛の均衡を保つ。しかし、脳内ホルモンの急速な過剰放出を繰り返すとその均衡が崩れてしまうのだ。著者はこの状態をドーパミン中毒と呼ぶ。古代では宗教儀式にのみ幻覚剤を使用していたが、現代ではドラッグの入手が容易になった。また、脳の報酬系を狙った快楽ビジネスは、SNSや課金ゲーム、ネットショッピング、AI恋愛など無数にある。依存の低年齢化が心配である。依存断ちの過酷さに胸が痛んだ2024/07/25

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