出版社内容情報
小説の新人賞には「傾向と対策」が通用しない――小説を評価する物差しは、時代とともに常に変化し続けているからだ。では、入賞する作品としない作品の違いはどこにあるのか。古今東西の様々な名作から、作家たちの「たくらみ」を暴き、小説の基礎からテクニックまで徹底解説。編集者として数多くの著名作家を担当する傍ら、5つの新人賞を立ち上げた著者だからこそ語れる、小説家には書けない小説の書き方。
内容説明
小説の新人賞には「傾向と対策」が通用しない―評価の物差しは、時代とともに常に変化し続けているからだ。では、入賞する作品としない作品の違いはどこにあるのか。古今東西の様々な名作から、作家たちの「たくらみ」を暴き、執筆の基礎からテクニックまで徹底解説。編集者として数多くの著名作家を担当する傍ら、五つの新人賞を立ち上げた著者だからこそ語れる、小説家には書けない小説の書き方!
目次
第1章 小説指南書には要注意
第2章 小説の物差しはどんどん変化している
第3章 「起承転結」はウソかも知れない
第4章 誰の視点で書くべきなのか
第5章 キャラクター狂騒曲よ、さようなら
第6章 安易な同時代性は無用
第7章 テーマを説くな、テーマを可視化せよ
第8章 ロジックで押し切らないという選択
第9章 プロの手捌きをすぐ脇で盗み見る
最終章 小説の海に北極星はあるのか
著者等紹介
佐藤誠一郎[サトウセイイチロウ]
1955年生まれ。編集者。東京大学文学部卒業。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけるとともに、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。日本冒険作家クラブ主催第1回日本赤ペン大賞受賞。新潮社主催の小説講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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