出版社内容情報
料理に失敗なんて、ない。人気料理研究家が「一汁一菜」という、家庭料理の斬新なスタイルを構築するまでの思想の背景を伝える。
内容説明
料理に失敗なんて、ない―レストランで食べるものと家で食べるものとを区別し、家庭では簡素なものを食べればよい、という「一汁一菜」のスタイルを築いた料理研究家・土井善晴。フランス料理、日本料理の頂点で修業を積んだ後、父と同じ家庭料理研究の道を歩む人生、テレビでおなじみの笑顔にこめられた「人を幸せにする」料理への思い、ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』に至るまでの道のりを綴る。
目次
一汁一菜でよいと私が思うに至るまで
第1部 料理は一生のもの―父、土井勝の名の陰で
第2部 料理って、こういうことなんだ―フランスでの料理修業
第3部 料理の「顔」と「目的」を見極める―「味吉兆」で学んだこと
第4部 家庭料理とは、無償の愛です―料理学校で教える立場に
料理をなめてはいけない
著者等紹介
土井善晴[ドイヨシハル]
1957年、大阪府生れ。料理研究家、「おいしいもの研究所」代表。フランス、日本料理の現場で修業の後、家庭料理研究へ。十文字学園女子大学特別招聘教授。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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