新潮新書<br> ヒトの壁

個数:
電子版価格
¥858
  • 電子版あり

新潮新書
ヒトの壁

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月07日 09時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109331
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0240

出版社内容情報

他人の顔色をうかがい過ぎていないか――? コロナ禍、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――自らをヒトという生物であると実感した体験から導かれた思考とは。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論!

内容説明

病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死―ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論!「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。

目次

1 人生は不要不急か
2 新しい宗教が生まれる
3 ヒトはAIに似てきている
4 人生とはそんなもの
5 自殺する人とどう接するか
6 なせばなる日本
7 コロナ下の日常
8 ヒト、猫を飼う

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ。95年東京大学医学部教授を退官、現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

86
わかりやすい文章ですが、内容までわかりやすいかというと半々というところでしょうか。わかったような気もするのですが、本質のところまではたどり着けていないかもしれません。これが結論、これが答えと断定できないことがたくさんあって、だからこそ「壁」なのかもしれません。「折り合いをつける」という言葉が度々出てきます。仏様のように穏やかな表情の作者ですが、どうかと思う言葉も使われていて、正直で理論的な学者なんだなと改めて感じました。まると出会えて、まるも幸せ。作者も幸せ。2021/12/23

とも

75
オーディオブック 何冊か壁シリーズ読んだので、似たようなお話もあった。 自然に存在する生き物はなるようになった、解答集。 なるようにしかならないのかもね。自然に帰って虫取りするのはいいかもです。2022/12/24

ムーミン

68
自然に任せるところ、じっくり考えてみること、どちらも大切だけど、頭でっかちに傾いていた自分を意識する機会になりました。2022/05/04

スカラベ

65
養老先生の壁シリーズ最新刊。今までの壁本と比べると、持論を述べるトーンはやや穏やか。しかし、語られる洞察はすべてが腑に落ち、様々な気付きを与えてくれる。ヒトは個人の存在が薄れゆく現代で果たして「生きる」ことを実感できているのか。近年は若年層の自殺が多い。居心地のいい「場」をつくることが重要で、居心地が悪いと感じたら立ち去ることというがそういうわけにもいかない。それができないとストレスを抱えてしまうのは確か。ひとつの救いはアートや音楽などの文化が癒しとなるというのは納得。早く規制のない世の中に戻ってほしい。2022/02/05

キナコ

53
初著者。様々な視点からのヒトとしての考え、価値観は何かを語っている。年上の人とこういった話しはしないからこそ興味がわいた一冊。ヒトという生き物の適応能力の高さが分かる。特に考えさせられたのが安楽死の話。誰のための選択肢なのかを考えると、安楽死も一つだよなぁ…日本文化も踏まえての考察なため、読んでいて流されるままではなく、自分で考えることの重要性が問われていると思った。2024/04/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18974936
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品