新潮新書<br> ヒトの壁

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新潮新書
ヒトの壁

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109331
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0240

出版社内容情報

他人の顔色をうかがい過ぎていないか――? コロナ禍、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――自らをヒトという生物であると実感した体験から導かれた思考とは。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論!

内容説明

病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死―ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論!「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。

目次

1 人生は不要不急か
2 新しい宗教が生まれる
3 ヒトはAIに似てきている
4 人生とはそんなもの
5 自殺する人とどう接するか
6 なせばなる日本
7 コロナ下の日常
8 ヒト、猫を飼う

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ。95年東京大学医学部教授を退官、現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

86
わかりやすい文章ですが、内容までわかりやすいかというと半々というところでしょうか。わかったような気もするのですが、本質のところまではたどり着けていないかもしれません。これが結論、これが答えと断定できないことがたくさんあって、だからこそ「壁」なのかもしれません。「折り合いをつける」という言葉が度々出てきます。仏様のように穏やかな表情の作者ですが、どうかと思う言葉も使われていて、正直で理論的な学者なんだなと改めて感じました。まると出会えて、まるも幸せ。作者も幸せ。2021/12/23

とも

74
オーディオブック 何冊か壁シリーズ読んだので、似たようなお話もあった。 自然に存在する生き物はなるようになった、解答集。 なるようにしかならないのかもね。自然に帰って虫取りするのはいいかもです。2022/12/24

スカラベ

64
養老先生の壁シリーズ最新刊。今までの壁本と比べると、持論を述べるトーンはやや穏やか。しかし、語られる洞察はすべてが腑に落ち、様々な気付きを与えてくれる。ヒトは個人の存在が薄れゆく現代で果たして「生きる」ことを実感できているのか。近年は若年層の自殺が多い。居心地のいい「場」をつくることが重要で、居心地が悪いと感じたら立ち去ることというがそういうわけにもいかない。それができないとストレスを抱えてしまうのは確か。ひとつの救いはアートや音楽などの文化が癒しとなるというのは納得。早く規制のない世の中に戻ってほしい。2022/02/05

ムーミン

63
自然に任せるところ、じっくり考えてみること、どちらも大切だけど、頭でっかちに傾いていた自分を意識する機会になりました。2022/05/04

Shoji

47
そうか、養老先生も御歳84歳か。こうして本を書いておられますが、大病を患われたとかで半隠居モードの様です。この本は、コロナ禍のなかで書かれています。面白いのは、人生そのものが不要不急なのではないか。何が不要で何が不急か考え始めたら哲学になると論じています。そんなことを言いつつ、自分でやることは、自分で考えるとオチをつけています。そういえば、大昔に読んだ『バカの壁』で目からウロコが落ちたのを思い出しました。2022/03/03

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