出版社内容情報
金言・名言もいいけれど、普段の談志を知って欲しい。最も長く身近にいた弟子が秘話を綴る!
内容説明
「情報を疑え、常識を疑え、地球儀なんぞ信用するな」。“最後の名人”と謳われた立川談志が逝ってはや十年。その活躍は落語界に留まらず、多くの著作や音源で金言・名言、芸論等を遺してきた。没後十年の節目に、高座などでは分からない「普段の談志」をもっと知って欲しい―前座生活十六年半。弟子の中で一番長く談志と時間を共にした著者だからこそ知る、唯一無二、笑いはもちろんホロリとさせるエピソードが満載!!
目次
まえがき 「囃されたら踊れ」
第1章 「舟底をガリガリかじる春の鮫」(「小言は己の不快感の解消である」;「何か言われたら全部その場で使っちゃえ」 ほか)
第2章 「毒ガス、七月、八月」(「落語はどうでもいいからキチンと歌をおぼえてこい!」;「俺の高座はドキュメントである」 ほか)
第3章 「小さいことにクヨクヨすること」(「ああ、談大無念也。お前は俺の弟子なのだ、バカヤロウ」;「ワゴンがなければ、なんで大八俥で来なかった!」 ほか)
第4章 「勝手に生きるべし」(「お父さん、寝ちゃって大丈夫かい」;「正月や狸が見てるクリスマス」 ほか)
あとがき 「二つ、いいことはない」
著者等紹介
立川キウイ[タテカワキウイ]
本名・塚田洋一郎。1967年1月、東京都板橋区生まれ。90年12月、立川談志に入門、十五番目の弟子となる。落語史に残る十六年半の前座の間、破門三回。2007年7月、二つ目昇進。09年『万年前座 僕と師匠・談志の16年』(新潮社)で認められ11年、真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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