新潮新書<br> 談志のはなし

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談志のはなし

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109263
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0270

出版社内容情報

金言・名言もいいけれど、普段の談志を知って欲しい。最も長く身近にいた弟子が秘話を綴る!

内容説明

「情報を疑え、常識を疑え、地球儀なんぞ信用するな」。“最後の名人”と謳われた立川談志が逝ってはや十年。その活躍は落語界に留まらず、多くの著作や音源で金言・名言、芸論等を遺してきた。没後十年の節目に、高座などでは分からない「普段の談志」をもっと知って欲しい―前座生活十六年半。弟子の中で一番長く談志と時間を共にした著者だからこそ知る、唯一無二、笑いはもちろんホロリとさせるエピソードが満載!!

目次

まえがき 「囃されたら踊れ」
第1章 「舟底をガリガリかじる春の鮫」(「小言は己の不快感の解消である」;「何か言われたら全部その場で使っちゃえ」 ほか)
第2章 「毒ガス、七月、八月」(「落語はどうでもいいからキチンと歌をおぼえてこい!」;「俺の高座はドキュメントである」 ほか)
第3章 「小さいことにクヨクヨすること」(「ああ、談大無念也。お前は俺の弟子なのだ、バカヤロウ」;「ワゴンがなければ、なんで大八俥で来なかった!」 ほか)
第4章 「勝手に生きるべし」(「お父さん、寝ちゃって大丈夫かい」;「正月や狸が見てるクリスマス」 ほか)
あとがき 「二つ、いいことはない」

著者等紹介

立川キウイ[タテカワキウイ]
本名・塚田洋一郎。1967年1月、東京都板橋区生まれ。90年12月、立川談志に入門、十五番目の弟子となる。落語史に残る十六年半の前座の間、破門三回。2007年7月、二つ目昇進。09年『万年前座 僕と師匠・談志の16年』(新潮社)で認められ11年、真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

29
理屈っぽいが、生理で判断する人だった。そして、偽悪的だが、誰よりも優しい人だった。師談志は、十六年半も前座に留めた著者を、逝く前にきっちり真打にさせた。師の強がり、理不尽、何より愛情を全面に浴びた著者には、師を語り継ぐ義務がある。2021/11/02

スプリント

10
談志亡き後、一門からは師匠に似た破天荒な噺家がでていない。 やはり一世一代の男だったのか。2022/03/11

やまねっと

9
よく書けてる。全部読んでそう思った。上から目線だけど。 あと、キウイが凄いんじゃない。談志が凄いのだ。 改めて弟子を通して談志の破天荒なところを知ることができて参考になった。 談志の標語は心に留めておきたい。 談志もこのキウイや談慶みたいに師匠で飯を食ってることは喜んでいるだろうと思う。 最後にこの本は、電子書籍で読みました。また気が向いたら読んでみたいと思った。2022/01/22

ace

8
前座として16年半、一番長く談志と時間をともにした筆者による談志のエピソード集。まさに落語の与太郎のようなエピソードで溢れているが、それは落語を武器に一人で飯を食っていけるよう弟子を育て上げている家元談志の愛、親心に溢れていた。師弟とは価値観の共有関係である、破門は手段、馬鹿は隣の火事より怖い、師匠に意味があるとしたら落語の歴史の中にいたということを残してやれることだ、伝統を現代に…。名言が数多く散りばめられており、筆者が語るからこそ言葉以上の意味を感じとることができた。2024/05/07

うしろや

5
談志の弟子は本を出すと大体談志がらみだ笑 志らくに至っては言い訳が談志が僕を認めたんだ! だからって世間が認めるわけでもないってわかってないんだ。師匠の顔に泥塗るのは弟子に決まってる。 そんな談志の弟子たちは自分のことを弟子が書き残してくれるだろうか。師匠選びも芸のうちは談志には当てはまっても自分にはどうか、弟子に聞いても間違ってたとは言わないから自分で判断するしかない。だって談志が認めたんだは通用しない。 本については談志ファンが読めばよろしいです。談志の言葉で自分を私物化しろ、だったかな?これは面白い2025/02/21

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