出版社内容情報
政治家の呆れる言動、メディアの欺瞞、犯罪者の奇想。人気作家も思わずツッコんだ92の事件簿。
内容説明
日々のニュースを眺めていると、出るわ出るわ、アホのオンパレード。腹立たしいほど考えなしの国会議員、欲望がこじれて独自の進化を遂げた変態、動機と行動がズレすぎた理解できない犯人…。「アホちゃうか」と呆れ返るような事件から、「アホか!」と怒鳴りつけたくなるような事件、「アホ丸出しやで」と笑ってしまうような事件まで。面白さに命を懸ける人気作家が思わず唸って書き留めた、92のアホ事件簿。
目次
第1章 アホちゃうか!
第2章 欲望の迷宮
第3章 犯罪者の奇想
第4章 アホ丸出し!
第5章 どっちが悪いのか
第6章 非常識の国
第7章 笑ってはいけない!
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
222
百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。「百田尚樹チャンネル」メールマガジンシリーズ、第三弾読みました。92のアホ事件簿は、それなりに面白いですが、著者のキレが少し足りない気がしました。 https://www.shinchosha.co.jp/book/610921/2021/11/23
うっちー
70
これだけ材料を集めてくる百田さんに脱帽です2022/05/05
謙信公
60
笑えるものからシャレにならんものまで「アホか。」と鋭くツッコむ92連発。特に印象深いもの3つ。側溝に入りスカートの中を覗こうとして逮捕され、「生まれ変わったら、道になりたい」と名(迷)言を残した側溝の哲学者。猟友会の支部長が警察立ち会いでヒグマを駆除したら、「民家の方向に撃った」と猟銃の所持許可を取り消す北海道公安委員会。時速140kmの運転を「自信があり、危険だと思っていなかった」と過失運転を認めた裁判官。最後に、アホなメディアのワイドショーを視て喜び、アホな政治家を選ぶ私たちがアホだということ。反省。2023/03/28
zag2
58
何年も前に「永遠の0」を読んで以来の百田さん。永遠の0はスゴく良かったのですが、安倍さんのお友達として過激な発言も多く、ちょっと敬遠していました。が、これを読んで面白かったという読友さんのコメントで手に取ってみた本。こりゃあ面白いし、なんだか、しごくまっとうな方なんだと再認識。これから、小説を含めて少しずつも読んでみようと思っています。2022/09/09
GAKU
51
本当にどれもみな「アホか。」と、突っ込みたくなるような事件ばかりでした。世の中には色々な人がいますね。2021/10/19