出版社内容情報
読むと書くとは表裏一体。書き手の視点を知れば、ミステリは飛躍的に面白くなる。長年、新人賞の下読みを担当し、伊坂幸太郎氏、道尾秀介氏、米澤穂信氏らと伴走してきた編集長が、ミステリの〈お約束〉を徹底的に解説。フェアな書き方、アンフェアな書き方とは? 望ましい伏線の張り方は? 複雑な話だから長編向き? 「人間が書けている」とは? なぜ新人賞のハウツーを信じてはいけない? 読むほどにミステリの基礎体力が身につく入門書。
内容説明
読むと書くとは表裏一体。書き手の視点を知れば、ミステリは飛躍的に面白くなる。長年、新人賞の下読みを担当し、伊坂幸太郎氏、道尾秀介氏、米澤穂信氏らと伴走してきた編集長が、ミステリの“お約束”を徹底的に解説。フェアな書き方、アンフェアな書き方とは?望ましい伏線の張り方は?複雑な話だから長編向き?「人間が書けている」とは?なぜ新人賞のハウツーを信じてはいけない?読むほどにミステリの基礎体力が身につく入門書。
目次
そもそも「ミステリ」ってどんなもの?
謎がなければ始まらない
フェアとアンフェアの間
意外な犯人は、「意外」じゃない
「ふうん」な伏線じゃ驚けない
名探偵、みなを集めて「さて」と言い
複雑な話は長編が向いているのか?
人間が書けているとはどういうことか?
何のために世界を作るのか?
タイトルは最大のキャッチコピー
「ときめきメモリアル」は黒澤明の夢を見るか
デビューへの道
ミステリ新人賞、その執筆および投稿と選考に関する一考察
著者等紹介
新井久幸[アライヒサユキ]
1969(昭和44)年東京都生まれ、千葉県育ち。京都大学法学部卒。在学中、推理小説研究会、通称ミステリ研に所属していた。93年、新潮社に入社。「新潮45」編集部、出版部を経て、2010年から六年間「小説新潮」編集長を務めた。現在、出版部文芸第二編集部編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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