出版社内容情報
混迷する国際情勢は、もはや既存の間尺で見通すことはできない。第一人者が示す20の視点。
内容説明
米大統領選の混乱は、アメリカの衰退の象徴である。世界は明らかに混沌に向かっており、この流れは不可逆的と言わざるを得ない。「世界の力の均衡点はアジアに移行しつつある」「アメリカ・ファーストは不変である」「中国の国際機関支配は止まらない」「北朝鮮の核開発は着実に進む」「米・イランの神経戦は続く」―。国際情勢分析の第一人者が、20の観点から2021年以後の世界を読み解く。
目次
世界の力の均衡点はアジアにシフトする
アメリカ・ファーストは変わらない
「より巧妙なポピュリスト」を警戒せよ
中国の国際機関支配は止まらない
新型コロナ後、国際問題は先鋭化する
気候変動合意を反知性主義が破壊する
米国の裏庭・中南米を中国が侵食する
ウクライナ&ロシアゲート疑惑は終わらない
「勝てる候補」バイデンは最適の米大統領か
大統領選後も米「文化戦争」は激しさを増す
司法軽視のトランプは塀の上を歩く
米国コロナ敗戦で「Gゼロ」が加速する
米国の対中「対抗的関与パラダイム」は継続する
「中国の核」を抑える方法はあるか
北朝鮮の核開発は着実に進む
空気を読まない「インド」の存在感が高まる
3つの人道危機がアジアで進行する
シリア、リビアをストロングマンが蹂躙する
「米大使館移転」で中東和平は遥かに遠のく
「2回の開戦危機」を経た米・イランの神経戦は続く
著者等紹介
渡部恒雄[ワタナベツネオ]
1963年生まれ。笹川平和財団上席研究員。88年東北大学歯学部卒業。95年米国ニュースクール大学で政治学修士課程修了。同年、戦略国際問題研究所(CSIS)に入所し、2003年上級研究員。05年帰国、三井物産戦略研究所、東京財団を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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