出版社内容情報
「現役をやめるのは死ぬとき、かも」。プロサッカー選手生活35年目に突入。明日をせいいっぱい生きる、キング・カズの言葉の数々。
内容説明
プロ生活35年目を13年ぶりのJ1で迎えるキング・カズの、終わりなき前進の軌跡。
目次
1 OH!ブラジル!!―2014年
2 プロ30年、おまけに年男―2015年
3 まだまだこれから―2016年
4 50歳のカズダンス―2017年
5 明日は誰も分からない―2018年
6 「いま」に懸ける―2019年
著者等紹介
三浦知良[ミウラカズヨシ]
1967(昭和42)年静岡県生まれ。十五歳でブラジルに単身渡航、プロサッカー選手に。帰国後、1993年発足のJリーグで初代MVPになるなど活躍。日本代表の試合では55ゴールを記録。イタリア、クロアチア、オーストラリアでもプレー。現在は、横浜FCに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
108
2014〜19年に日経新聞掲載のコラムのまとめ。加齢に伴う肉体の衰えを経験で補うのはスポーツ選手ならずとも誰しも多少あることだろう。無尽蔵なサッカー愛と向上心、日々のトレーニング、思考、過去など著者をカズたらしめる要素が列挙されている。手垢のついた言葉も彼が言えば率直さが貫禄になったり。終盤の日本のスポーツ界に蔓延る縦社会、決断力やハングリー精神の欠落などの問題提起は他業種にも当てはまる。理想主義者が多いのはスポーツとロマンが切り離せない要素だからかも。カズのまま死ぬために彼は今日も全力で壁に挑み続ける。2022/03/29
kawa
30
日経新聞の長期連載コラム2014年~2019年分を新書化。「人生は、何回成功するかじゃない。何回はい上がれるかだ」「責任を自分以外に委ねない」「決戦というのは気張らずとも自然に気が高ぶるもの~心がけるのはいつも通りの、いい準備」「人間的に成長したときに、サッカーでも成長している」。生涯現役を目指す?キング・カズだからこその金言が多数。横浜FCと同カテゴリーが多い地元・松本山雅の話題も何カ所かあったのが嬉しい。2023/07/02
kou
28
一つ一つの言葉が心を熱くさせる。何歳になっても挑戦して良いんだ!と勇気を貰える内容だった。それと、ブラジル愛に溢れていた(笑)。2020/06/08
きみたけ
25
サッカー界のレジェンド、キングカズこと三浦知良選手による某新聞のコラム連載を本にまとめています。ブラジル修行時代の苦労話や50歳を越えての調整術、サッカープロ選手としての矜持など、自身の考え方・人生観を垣間見れます。 日本のサッカー選手は真面目過ぎるので、海外選手の「抜け目のなさ」「ずる賢さ」を見習うべきと説きます。最近はそういった強かな選手も出てきているので、日本のレベルを上げて欲しいです。2020/11/28
もとむ
24
日経新聞に掲載されていた、カズのコラムを一冊にまとめたもの。なのでテーマがほぼ2ページずつ。大変読みやすく、毎日4〜6ページずつ読んでました。でもテーマ自体は多く、トータルでの読み応えは抜群♬それだけに「現役感」「現場感」満載のコラムで、リアルな金言がたくさん。心に残る言葉は「この苦しい時こそ自分が試されている」「苦しまない先には何もない」「プロ生活32年で何が一番苦しかったか?そりゃあ昨日、今日のきつい練習ですよ」「51歳の僕に、これで大丈夫という後ろ盾はない」「この悪条件でもやれなければプロじゃない」2024/09/07
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