新潮新書<br> 「承認欲求」の呪縛

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新潮新書
「承認欲求」の呪縛

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106108006
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0234

出版社内容情報



太田 肇[オオタ ハジメ]
著・文・その他

内容説明

SNSで「いいね!」をもらうことに全身全霊を傾けてしまう人がいる。職場で表彰されたために「もっとがんばらねば」と力んでしまい、心身を蝕む人がいる。エリートであるがゆえにプレッシャーを感じて、身を滅ぼした人もいる…すべての原因は「承認欲求」の呪縛だった。誰しもがもつ欲求の本質を深く探り、上手にコントロールする画期的な方法を示す。人間関係の向上や組織での成果アップに変換するヒントが詰まった一冊。

目次

第1章 「承認欲求」最強説(人は認められると、これだけ変わる;承認欲求が最強の理由 ほか)
第2章 認められたら危ない(「認められたい」が「認められねば」に変わるとき;認められた人の不幸 ほか)
第3章 パワハラ、隠蔽、過労死…「呪縛」の不幸な結末(ブラックバイト、過労死…認められたゆえの悲劇;エリートを苦しめる三つの不幸 ほか)
第4章 「承認欲求の呪縛」を解くカギは(「期待」に潰されやすい日本人;期待の重荷を下ろすには ほか)

著者等紹介

太田肇[オオタハジメ]
1954(昭和29)年兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授。神戸大学大学院経営学研究科修了。経済学博士。専門は個人を尊重する組織の研究。著作多数。講演やメディアでの登場も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

85
人々の認められたい欲求が、様々な弊害を生んでいるという事例を掲げて、処方箋を提示するものです。昨今のニュースネタからの引用なので、なるほどとはなります。そもそも、キュレーションサイトやSNSもこれがあるから成り立っているのですよね。だから、これ自分にもあてはまるわ~と、あらためて思い知らされます。(事例が多すぎて飽きてしまうのが難です)。ただ、本書の処方箋でまるっと問題解決とはいかないでしょう。最終章は、組織目線の理想論になっているようにも思えます。「やりがいの搾取」は言い得て妙ではあるのですが。2021/01/28

hatayan

49
「承認」の負の側面を意識しながら正しく理解することを提案する一冊。 承認は本来、その人の個性や努力、業績などが評価された結果得られるもの。承認を得ることが目的になるとボタンの掛け違いが生じる。 大企業や官公庁は一種の共同体。部局などの擬似共同体のなかでの評価や評判が最大の関心事。組織に対して強く依存していると、そこで承認が失われたときに絶望の淵に立たされる。だから、職場とは別のもうひとつの世界を持ち、汎用的な能力やものの見方を身に着ける。 承認欲求の呪縛から逃れるための処方箋を説いた第4章が実践的でした。2019/04/22

なかしー

48
InstagramやツイッターなどのSNSの使い方に関する話かと思ったら違った。 学校、家庭、部活、スポーツ、オリンピックなど多様な場面で見られる承認欲求による問題について各種文献を元に語られている。2019/09/28

香菜子(かなこ・Kanako)

47
「承認欲求」の呪縛。太田肇先生の著書。承認欲求は毒にも薬にもなる。適度な承認欲求をもって努力して、承認欲求が満たされる結果につながれば、それは承認欲求がもたらす素晴らしい循環になる。でも、過度な承認欲求をもったり、承認欲求が満たされなければ、それが自己否定や不平不満、怨恨や逆恨みにつながって、自暴自棄になったり人間関係悪化につながったりもする。承認欲求と上手に付き合うヒントがもらえる良書です。2019/04/05

Yuma Usui

43
恐ろしい本だと思う。承認欲求の負の側面を「承認欲求の呪縛」として解説した一冊。過労自殺やエリートの挫折、イジメや組織不祥事など承認欲求に由来する事象の心的背景を考察している。「認められたい」という自分の認めたくない承認欲求を剥き出しにされ、自分はどう折り合いをつけるのか剣の切っ先を突き付けられた思い。「(認知された期待-自己効力感)×問題の重要性」や「消極的な承認欲求」、「共同体への強い依存」が呪縛のキーワード。本書にあるように人間の欲求のなかでも「最強」といえる承認欲求と向き合うために有益な内容だった。2019/12/16

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