新潮新書<br> 「毒親」の正体―精神科医の診察室から

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新潮新書
「毒親」の正体―精神科医の診察室から

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107566
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「あなたのため」なんて大ウソ! 精神科医が「毒親」の抱える医学的事情と対処法を示す画期的解毒剤。「あなたのため」なんて大ウソ! 不適切な育児で、子どもに害をおよぼす「毒親」。彼らの抱える4つの精神医学的事情とは。豊富な臨床例から精神科医が示す「厄介な親」問題の画期的解毒剤!

水島 広子[ミズシマ ヒロコ]
著・文・その他

内容説明

ちょっとしたことで母親はAさんを全否定する。身体を引きずり回し、家から閉め出すことも数知れない。なぜ母は私を苦しめるのか。苦しむAさんに精神科医は意外な答えを示した。「お母さんは、発達障害だと思います」―。不適切な育児で、子どもに害をおよぼす「毒親」。その被害を防ぐカギは診察室にあった。臨床例から彼らの抱える四つの精神医学的事情を解説、厄介な親問題を手放す指針を明らかにする。

目次

第1章 「毒親」は子どもを振り回す
第2章 「毒親」の抱える精神医学的事情
第3章 「毒親」の子のための5ステップ
第4章 「毒親」問題を手放す
第5章 不安定な「愛着スタイル」を変えていく
第6章 こじれる母娘問題の「女」について
第7章 「毒親」とされた親御さんへ
第8章 「大人」として親を振り返る

著者等紹介

水島広子[ミズシマヒロコ]
精神科医、対人関係療法専門クリニック院長。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000~05年衆議院議員を務め、児童虐待防止法の抜本的改正などに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

67
筆者の口調は好き嫌いが解れると思う。おもねるような口調ではなく、きっぱりとした医師の言葉。しかし、「毒親」に関する本としては良書だと感じた。何度も 「順を追って読むように」とコメントがあり、それに従っていくとこの本の真意を受け止める事が出来 納得して着地に至る。毒親だけでなく毒姉毒兄がいるだろうし、毒親類がてんこ盛りにいたかつての時代。時は流れてもその類は永久不滅。要は「過去の痛みを客観的に見つめ、一歩踏み出そう」・・そしてその生き辛さを支援する人が多々いる事を知ろうですね。エンパワメント・・好きな言葉2019/12/25

Shoji

50
「毒親」だとか「アダルトチルドレン」と言った単語をしばしば耳にします。「毒親」って何だ?、素朴な疑問。そこで、この本を手にしました。とてもナーバスでデリケートな問題だと思った。子の立場であれ、親の立場であれ、当事者は大変なご苦労をされており、私のような第三者は軽はずみな言動は慎まなくてはならないと思った。私にも子どもがいます。すでに成人しています。果たして親としての私はどうなのだろう。考えさせられる一冊でした。2019/11/30

レアル

48
仕事の一環で読んだけど、著者のいう事がスーッと入ってくるし納得がいった。毒親と呼ばれる人の多くは発達障害。なるほど、そう言われてみれば~♪とその行動を子育てではなく他に目を向けた時にその行動に納得がいく。「毒親とは終わりではなく救いの言葉」。ここから毒親にあった子どもとその親が救われ、今よりも少しでも良い関係が取れるような改善策が書かれている。2021/03/14

ネギっ子gen

33
著者は対人関係療法の第一人者。「あとがき」にて<「虐待」を「助けを求めている」と言い換える動きがあります。「毒親」になってしまう人は、それだけ助けが必要な人、と言えます。「毒」と切り捨ててしまうのではなく、より余裕のある人が支えられる、あるいは同じような立場の人たちが支え合えるコミュニティが作られることを願っています。よりオープンな子育てが、「毒親」に苦しむ子も、「毒親」と呼ばれて苦しむ親も、減らすと信じて>書かれた新書。【注目】「毒親」との関係を癒すためには、①<「自分は悪くなかった」と認める>。⇒ 2020/03/16

Anj

33
いつも流し読みしてしまう水島広子さんの本。今回はじっくり読めた。何冊か読んだ「毒親」関連の中で、一番自分にはしっくりきたかなぁ。 毒親のタイプを4種類に分けていてその中で発達障害タイプについては知らないことばかり。得るものが多かった。このタイプの親がいると知っているだけでも、自分を責めなくてもすむ人がいるんじゃないかなと思った。この手の本が辛くて(あるいは怒りがわいてきて)読めないという人にも細やかな配慮されていて、著者の人柄がうかがえます。患者に寄り添った丁寧な診察をされるんだろうなぁ。2019/03/13

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