新潮新書<br> フランスはどう少子化を克服したか

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フランスはどう少子化を克服したか

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106897
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0237

出版社内容情報

親に期待しない、3歳からは学校に、出産は無痛で――。子育て大国、5つの新発想を徹底レポート。ズレてない? 日本の政策――。親に期待しない、3歳からは学校に、出産は無痛で――手厚い支援策の根幹を貫く、5つの新発想を徹底レポート。これからの育児と少子化問題を考えるための必読書。

?崎 順子[タカサキ ジュンコ]

内容説明

少子化に悩む先進国から、子育て大国へ。大転換のカギは、手厚い支援策の根幹を貫く新発想だった。「2週間で男を父親にする」「子供はお腹を痛めて産まなくていい」「保育園に連絡帳は要らない」「3歳からは全員、学校に行く」―。パリ郊外で二児を育てる著者が、現地の実情と生の声を徹底レポート。日本の保育の意外な手厚さ、行き過ぎにも気づかされる、これからの育児と少子化問題を考えるうえで必読の書。

目次

第1章 男を2週間で父親にする(あちこちに子連れパパが;14日間の「男の産休」 ほか)
第2章 子供は「お腹を痛めて」産まなくてもいい(まさかの無痛分娩;より良いスタートのために ほか)
第3章 保育園には、連絡帳も運動会もない(毎日の持ち物リスト?;フランスならストライキ… ほか)
第4章 ベビーシッターの進化形「母親アシスタント」(母親アシスタントとは何か;「問題は、母親アシスタントの夫」 ほか)
第5章 3歳からは全員、学校に行く(就学率ほぼ100%、無償の教育;入学の条件は二つ ほか)

著者等紹介

高崎順子[タカサキジュンコ]
1974(昭和49)年東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、出版社に勤務。2000年渡仏し、パリ第四大学ソルボンヌ等で仏語を学ぶ。ライターとしてフランス文化に関する取材・執筆の他、各種コーディネートに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizuki

40
古市憲寿さんの著書「保育園義務教育化」のときに疑問に感じたことが詳しく説明されていたのが良かったです♩フランス人の求める保育園の形と、日本人の求める保育園の形がこんなにも異なるという事実に驚きました。保育士の業務を減らすことや、他の資格を持った人を保育園に採用することなど、新しい視点で保育園について考えることが出来ました。それでも、子どもを持つ親の職場環境が変わらない限り(特に世代交代によって雰囲気が変えられる)、この保育園問題は解決しないようです。2017/08/11

樋口佳之

20
影の部分にも言及のある記述が説得力を高めていると思う/女性の生き方の変化と出生率の低下という課題が社会に投げかけられた時に、自分たち、社会をどう変えていくべきかを自らの問題として受け止める、自立した市民社会の伝統の強さを感じました。国家の強い指導性の源泉はここにあると思う。/14日間の父親製造ブートキャンプはとてもいい取り組み。無痛分娩とともに日本でもすぐに導入に着手するべきと読みました。2016/11/30

Riopapa

18
流し読みだったが、勉強になった。政府の姿勢も大事だが、社会全体として親を支援していく必要がある。なぜか日本は子どもを大切にしない国になってしまった。2019/05/04

りょうみや

18
フランスの出産・保育・幼稚園事情について。社会の「親の育児能力」に対する期待値が低く、親だけで子どもを守り育てることはできないと皆思っているという表現が印象的。働き盛りの男性が「人生で一番大切なこと」という理由で普通に産休を取ったり、社会の子育てに対する意識が日本とだいぶ違う。また、麻酔のよる無痛分娩がスタンダードというのは驚き。フランスと日本の少子化改善の結果の違いについては本書の育児の意識や経済的負担の他に、移民、セックス、同棲などの文化などの違いも大きいと思う。2016/12/29

まゆまゆ

18
産める国・育てられる国と呼ばれるフランスの保育事情を紹介する内容。制度の根底には親の育児能力に対する期待が低い、という市民意識がある。手厚いサポートをしてでも社会で子どもを育てるという意識が高いのも特徴。妊娠から出産まで費用がかからないで、3歳で入れる保育学校も基本無料。2歳までは認可保育園と母親アシスタントという保育ママでカバー……日本でも真似できるところが多いとは思うんだけど……2016/12/14

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