出版社内容情報
うまく立ち回る者だけが組織で勝ち上がれる。全ビジネスパーソン必読の「超実践的処世訓」。
上司、部下、派閥、取引先……その「力学」を学べ。「外部の助言で評価を動かせ」「問題人物は断固拒否せよ」「斜め上の応援団を作れ」……うまく立ち回る者だけが組織で勝ち上がれる。全ビジネスパーソン必読の「超実践的処世訓」。
内容説明
あらゆる組織には「掟」がある。暗黙の内に共有され、時に法より重んじられ、破れば代償を払わされる。組織で生き抜く極意とは、この掟を熟知して利用することにある。“最恐”の組織、外務省にいた著者が全ビジネスパーソンに贈る「超実践的処世訓」。
目次
第1章 組織の活用術―組織は自分を引き上げてくれる
第2章 組織の従属術―上司には決して逆らうな
第3章 組織の分析術―人材には適した場所がある
第4章 組織の管理術―デキる部下を見極めよ
第5章 組織の防御術―問題人物からは遠ざかる
第6章 組織の処世術―人間関係はキレイに泳げ
第7章 組織の戦闘術―ヤバい仕事からうまく逃げろ
第8章 組織の外交術―斜め上の応援団を作れ
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年生まれ。作家。同志社大学大学院卒。85年外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館、外務本省国際情報局分析第一課などで勤務。2002年背任・偽計業務妨害容疑で逮捕。05年『国家の罠』を出版、以後文筆業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
94
組織には独特の人間を引き上げてくれる力がある。組織には法律とは別の掟がある。そんな前書から始まるこの本。独特の嗅覚と世界から書かれたものという印象が強く感じられるが、興味深く読了。特に、引き上げる力がある、若しくは引き下げる力があるという面が強烈に印象に残るし、そのとおりと認めざるを得ない面は多々ある。後、人を見る目の語りも面白い。その他、大人になり新たなスキルを学べる人は、基礎的な知識を正確に記憶し、テキストを多く読み、問題を解き、集中力を欠かさずに机に向かうことが出来る人だということ。了解しました。2016/11/26
ehirano1
85
これまで著者が述べてきたことについてより具体的且つ後日談が記載されていたことが印象的でした。「おわりに」の章では自己愛についての言及があり、次作は自己愛をテーマにしたモノが出るのだろと期待していましたところ、出ているようですね。早速本屋へ。2017/06/20
ehirano1
69
第三章の職業適性テストにおいて、当方のスコアはちょうど100点でした。評価は「無害な弱虫」だそうです・・・・・合掌。2017/08/12
佐島楓
53
私の身分柄組織に属したことがないので、ぴんとこない部分も多かったが、組織の中で人としてどうあればよいかということについて参考になった。2016/07/03
かわうそ
46
能動的能力が受動的能力を超えることはない。アウトプットはインプットを超えられないということなんでしょう。だから、いかにインプットを多くできるかどうかが必然的にアウトプットの量に直結してくる。読書というのは受動的能力と思われがちですが僕はそうは思わないです。筆者との主張と自分の主張がぶつかる場面は誰にでも経験のあることです。それは自分の主張をぶつける行為をするからでこれは対話に他ならないのであり、アウトプット的行為だという捉え方もできるわけなんですね。2023/04/22
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