新潮新書<br> はじめての親鸞

個数:
電子版価格
¥539
  • 電書あり

新潮新書
はじめての親鸞

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年04月24日 09時37分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106583
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0215

出版社内容情報

波瀾万丈の生涯と独特の思想―半世紀の思索をもとに、その時代、思想、人間像をひもとく名講義。

史実か伝説か、思想か信仰か。謎だらけの巨人をひと?み! 波瀾万丈の生涯と独特の思想―いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか? 半世紀の思索をもとに、その時代、思想、人間像をひもとく。平易にして深い名講義。

内容説明

非僧非俗、悪人正機、絶対他力、自然法爾…波瀾万丈の生涯と独特の思想をめぐり、これまで多くの学者や思想家が、親鸞について所説を発表してきた。いったいなぜ、日本人はかくも魅かれるのか―大河小説『親鸞』三部作を書き上げた著者が、長年にわたる探究と想像をもとに、その時代、思想、生き方をひもといていく。平易にして味わい深く、時にユーモアを交えた語りの中に稀代の宗教者の姿が浮かび上がる名講義。

目次

第1講 親鸞を想う―その時代と人々(律義で論理的な人;すべては推定の親鸞像;親鸞もコーラスボーイだった? ほか)
第2講 親鸞とは何者か―「悪」を見つめて(金子みすゞと橘曙覧のあいだで;われわれはすべて「屠沽の下類」;体制に寄らずアウトカーストの中へ ほか)
第3講 親鸞のほうへ―仏教と人生をめぐる雑話(小説『親鸞』三部作を通して;人生に先の見通しを;仏教の伝播と変容を想う ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932(昭和7)年福岡県生まれ。作家。作詞家。早稲田大学露文科中退後、ルポライターなどを経て『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門筑豊篇』他で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

86
【学習】五木氏の親鸞講座収録集。以前母校で生で聴いた講座のお声を思い出しながら、含蓄・知識に裏付けられた親鸞概略本。色々勉強になったが、親鸞につき、人間が持っている悪について最も真摯に深く問いかけた日本人の宗教者という観点が中程に書かれていて、その頭を軸に考えながら読んだ。改めて思うのだが、やはり、五木氏の小説 親鸞シリーズを読まねば。ウチも浄土真宗だし。2016/09/25

nbhd

19
得られるものがほとんど無い薄っぺらな本。五木先生による「人間・親鸞をめぐる雑話」という講義がベース。半世紀近く親鸞と向かいあってきたという五木さんが「親鸞は悩みの天才」とか「読めば読むほどわからなくなる」とか言ってたりするのだが、親鸞歴1ヶ月に満たない僕でも、まぁそうだよねぇ、と思う。あとは、ほとんど「親鸞おもしろ豆知識」の世界だ。▼念仏系の人はみんな長生き。法然80歳、親鸞90歳、蓮如85歳。▼埋もれていた歎異抄を清沢満之が再発見、弟子の暁烏敏が全国に広めた。あけがらすはや、と読む。名前がカッコイイ。2016/05/01

こういち

15
分かりそうで分からないのが仏の教え。思索の森に身を置くワクワク感と裏腹に、一つひとつの木々は崇高かつ遠大。浄土真宗において、目に見える阿弥陀如来像はフィギュアであり、南無阿弥陀仏はタイトルネームか。著者の語る親鸞像は、まさしく慈悲に満ち溢れ、人間の根幹を問うきっかけを用意する。我々は「煩悩を抱えた人間だからこそ、本願の正機である」ことを純粋に受け入れ、有意なる人生の道筋を照らす光を求め続けていく。2016/05/04

小太郎

12
色々読んでいてもよく分からないのが親鸞聖人。数々の親鸞関係の本のある中これはとても読み易い入門書でした。親鸞についての三つの講義を本にしたものです。この中では親鸞の教えがキリスト教(中国に入っていた景教)の影響を受けてるかもしれないという考え方があるという箇所がありました。確かに阿弥陀仏をキリストと考えればほぼ一緒だと言っても良いくらいですし、明治に信教の自由が保障されたときにキリスト教に改宗した真宗の僧侶もいました。でも良かったのは親鸞と言っても色々な時期によって考え方も違うんだよと言う部分です。2020/08/18

Kent Kaseda

10
親鸞に関する五木寛之氏の講義を書籍化したもの。とにかく読みやすく、2時間足らずで読める。親鸞や法然、その背後の仏教の世界へと足を踏み入れる入り口として良いだろう。親鸞に関する書籍は多いが、親鸞自身に関する生の資料は少ないことが意外だった。また、仏教と詩歌との関連に関する議論が多い。一般人へ仏教を布教する工夫として詩歌や心地の良いリズムが採用されていた、というのが面白い。筆者が書かれた親鸞の小説の方も読んでみたい。ある意味、小説『親鸞』の宣伝用に書かれた本なのかもしれない。2017/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10592371
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。