新潮新書<br> 三島由紀夫の言葉 人間の性

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三島由紀夫の言葉 人間の性

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106453
  • NDC分類 917
  • Cコード C0295

出版社内容情報

恐ろしいほど鋭く、狂おしいほど美しい――三島由紀夫の全作品から厳選した至極の名言集。

恐ろしいほど鋭く、狂おしいほど美しい――。わずか45年の生涯で膨大な作品を残した三島由紀夫。その類稀なる知性と感性はいかなるものだったのか。人間の本質、世間の真理、芸術の真髄を衝く至極の名言集。

内容説明

四十五年の生涯で膨大な作品を残した三島由紀夫。その思考・感性は今なお生々しく、人間の本質や世間の心理を鋭く衝く。「やさしさは大人のずるさと一緒にしか成長しない」「贅沢と無い物ねだりだけが芸術を生む」「流行は最上の隠れ蓑である」「うそが恋愛では一番誠実な意味を持つ」…。彼はこの世界をどう見ていたのか。恐ろしいほど鋭く、狂おしいほど美しい。三島研究の第一人者が厳選した至極の名言集。

目次

1 男女の掟(二人が恋に落ちる時;性欲は愛か罪悪か;男と女は別の生き物)
2 世間の理(人の間に悪意は潜む;社会に棲むルール;時代が求めた偶像)
3 人間の性(美しく恐ろしき若者よ;肉体にこそ真実はある;精神を司るものは何か)
4 芸術の罠(文を綴り味わう者へ;表現の欲求と効用)
5 国家の檻(われら衆愚の政治;あの戦争が見せた風景;日本人の魂の在処)

著者等紹介

佐藤秀明[サトウヒデアキ]
1955(昭和30)年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。近畿大学文芸学部教授。三島由紀夫文学館・運営委員会研究員を務め、『決定版三島由紀夫全集』(新潮社)の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

140
編者の佐藤氏が三島作品の中から選んだ文章。私が好きな三島の言葉はやはりエッセイにある。 『女同士の喧嘩の場合は、打たれた女より打った女の方が百倍も可哀想な女なのよ』(複雑な彼) 『幸福でありすぎるか、不幸でありすぎる時に、ともすると告白病が我々を捉えます。その時こそ、辛抱が肝心です。身の上相談てやつは、誰しも笑って読むのですから』(不道徳教育講座) 『文体をもたない批評は文体を批評する資格がなく、文体を持った批評(小林秀雄氏のように)は芸術作品になってしまう』(批評家に小説が分かるか)2018/11/25

古古古古古米そっくりおじさん・寺

57
三島由紀夫名言集。面白いとしか言えない。私は三島の良い読者ではない。初めて読んだのは十代の時『不道徳教育講座』。軽快で面白い本ながら、読んでいてしばしば傷付いた。私の甘さを小まめに突ついて来るのだ。あれから数十年、私は更に鈍感になり更に醜くなった。そして新しく知る三島の言葉。微塵も甘さが無い。ビジュアル系の様な文章で小まめに皮肉を飛ばし、油断させてくれない。この人は毒が好きなのだ。そして命懸けの正直者。精神が何より強く見える。傷付く事も刺激になる程退廃した私の心が少しずつ覚醒した。この挑発、乗ってみよう。2015/12/07

GAKU

38
どうしたらこのような文章が書けるのでしょうか?凄い!2019/08/23

detu

26
強烈、一刀両断。歯に衣着せぬとは、彼の事か。言っていることの多くは彼の嫌う太宰と通ずるところが多いように思います。特に芸術論。ただ、陽と陰のイメージは拭えない気がします。共感もあるし、危ないなと思う意見も。私が気にいった太宰論「治りたがらない病人などには本当の病人の資格がない。」洒落がきいてる。2016/01/04

双海(ふたみ)

23
久々の三島。2,3行読むだけで出典がわかるものもあった。学生時代に相当読んだからなぁ・・・。     「いささかの誤解も生まないような芸術は、はじめから二流品である。」(川端康成読本序説)2016/07/14

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