出版社内容情報
虐げられてきた人々が愛する美味がある。アブラカスから焼肉まで、異色の料理と食文化を徹底ルポ。
無名で、見た目もよくない。でも、こんなにおいしい料理はない! 虐げられてきた人々が生きる場所でしか、食べられないグルメがある。アブラカス、サイボシ、鹿肉、ソテツ、イラブー、焼肉……異色の美味と食文化を大宅賞作家が徹底ルポ。
内容説明
差別されてきた人びとが生きる場所には、そこでしか食べられないグルメがある。無名で、見た目もよくない、でも、これほど美味しい料理はない…。大阪のアブラカス、サイボシ、ゴシドリ。アイヌの鹿肉、川魚、鍋料理。北方少数民族の魚皮でつくったデザート。沖縄の島々に伝わるイラブー、ソテツ。そして在日韓国・朝鮮人から広がった焼肉など。垂涎の美味と異色の食文化を大宅賞作家が描く傑作ノンフィクション。
目次
第1章 路地(アブラカス;本場アメリカのソウルフード ほか)
第2章 アイヌ料理(東京のアイヌ料理店;アイヌ系日本人 ほか)
第3章 北方少数民族の料理(悲劇の民族;最後の生き残り ほか)
第4章 沖縄の島々(神々の住む島;島差別 ほか)
第5章 焼肉―在日と路地(ステーキ派と焼肉派;韓国人とホルモン ほか)
著者等紹介
上原善広[ウエハラヨシヒロ]
1973(昭和48)年、大阪府生まれ。大阪体育大学卒業後、ノンフィクション作家となる。2010年、『日本の路地を旅する』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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