出版社内容情報
銃社会も、差別がなくならないのも、訴訟が多いのも、みんな「合衆国の成り立ち」のせいだった!
民主主義はアメリカに学ぶな! 銃社会も、差別がなくならないのも、訴訟が多いのも、みんな「合衆国の成り立ち」と「時代遅れの憲法」のせいだった。アメリカ出身の法学者が、制度疲労の真相を分析!
内容説明
「アメリカは自由と平等と民主主義の国」なんて幻想だ。合衆国憲法には民主主義という言葉も出てこなければ、国民の投票権も幸福追求権も謳われていない。奴隷制度と人種差別を正当化してきた法律は今なお暗い影を落とし、一票の格差など問題にすらならない。そのうえ大統領や連邦政府の権力は増す一方で、個人の自由は狭まるばかり―。アメリカ出身の法学者が、超大国をおかしくした制度疲労の真相に迫る。
目次
第1章 合衆国憲法は失敗した条約である
第2章 参政権は穴だらけ
第3章 巨大権力が集中する米大統領
第4章 参政権のないアメリカ人、特権を持つアメリカ人
第5章 奴隷制の長い影
第6章 アメリカ司法の功罪
まとめ アメリカから何を学べるか
著者等紹介
ジョーンズ,コリン・P.A.[ジョーンズ,コリンP.A.][Jones,Colin P.A.]
1965年、米国コロラド州生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。東北大学大学院法学研究科博士前期課程、デューク大学ロースクール修了。弁護士(ニューヨーク州等)、同志社大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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