出版社内容情報
多死社会化が進む日本で、仏教が果たすべき役割とはなにか――。死者の問題から現代仏教を問い直す。
死者といかに向き合うか――。その智慧は仏教にある!高齢化、自殺者増……、多死社会化する日本で、仏教の果たすべき役割とは何か。震災と仏教、死者供養の原点、業と輪廻など、死者の問題を中心に現代仏教を問い直す。
内容説明
震災、高齢化、自殺者増…、多死社会の到来を目前にして、この国はなすすべもなく立ち竦んでいる。これまで問題を封印してきたツケが一気に回ってきたのだ。我々はいかに死者と対峙すべきか―。その智慧は仏教にある。ブッダの時代以来、死者と関わり続けてきた仏教が現代に果たすべき役割は小さくない。震災と仏教、死者供養の原点、業と輪廻、仏教離れの本当の理由など、死者の問題を中心に現代仏教を問い直す。
目次
第1章 震災から仏教を考える(震災を考える;震災をめぐる論争 ほか)
第2章 見えざるものへ―仏教から現代を問う(あてにならない「常識」;自前の思想を鍛える ほか)
第3章 死者から考える(死者を送る;死者と生者と ほか)
第4章 行動する仏教、思想する仏教(いま仏教は何をなすべきか;仏教と平和 ほか)
著者等紹介
末木文美士[スエキフミヒコ]
1949(昭和24)年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、国際日本文化研究センター教授。仏教学・日本思想史をもとに哲学・倫理学の構築を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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