新潮新書<br> 陰謀史観

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新潮新書
陰謀史観

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104657
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

歴史を狂わせるのは誰なのか? そのトリックとは?

世界大戦、東京裁判、秘密結社……「黒い霧」を徹底検証!史実を歪めるのは誰なのか? そのトリックとは? 歴史的場面で囁かれる「陰謀論」と、コミンテルン、CIA、フリーメーソン等「秘密組織」の謎に迫る、第一人者による渾身の論考。

内容説明

誰が史実を曲解し、歴史を歪めるのか?そのトリックは?動機は?明治維新から日露戦争、田中義一上奏文、張作霖爆殺、第二次世界大戦、東京裁判や占領政策、9・11テロまで、あらゆる場面で顔を出す「陰謀史観」を徹底検証。またナチス、コミンテルン、CIAの諜報や、ユダヤなどの秘密結社、フリーメーソンと日本の関係も解明する。日本史に潜む「からくり」の謎に、現代史研究の第一人者が迫る渾身の論考。

目次

第1章 陰謀史観の誕生―戦前期日本の膨張主義(「陰謀史観」とは;前景 ほか)
第2章 日米対立の史的構図(上)(日米対立の史的構図;アメリカのハワイ併合 ほか)
第3章 日米対立の史的構図(下)(食わせてもらった負い目;占領体制のアメとムチ ほか)
第4章 コミンテルン陰謀説と田母神史観―張作霖爆殺からハル・ノートまで(田母神史観の検討;張作霖を殺したのはソ連工作員? ほか)
第5章 陰謀史観の決算(コミンテルン;ヒトラーとナチ党 ほか)

著者等紹介

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932(昭和7)年、山口県生まれ。現代史家。東京大学法学部卒業。ハーバード大、コロンビア大留学。プリンストン大客員教授、拓殖大教授、千葉大教授、日大教授を歴任。法学博士。1993年度菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
効果を狙った陰謀と妄想のような陰謀論があるように感じます。荒唐無稽であってもロジックが単純になればなるほど流布されやすいのではないかとも感じました。2023/11/03

mazda

25
張作霖爆殺がコミンテルンの仕業、というのは、確かにちょっと無理があるのかな、とは思ったが、盧溝橋事件の発端はコミンテルンじゃないかな、と思う節はある(証拠があるわけじゃないですけど、日本と中国が戦争して利益を得るのは彼らだから)。歴史的な事実は単一的な見方では全体像がとらえられないから、多様な意見に耳を傾けつつ、筋の通った理屈が自分の中でできあがったらそれでいいのではないか、と思う。2014/01/15

ロッキーのパパ

16
藤原某とか田母神某とかの本って、「と」学会的に楽しむにはいいけど、内容は薄ぺらっなんで読む気がしない。本書に書かれているような基本情報を知っていたら、信じる気にはならないはずなのに。それでも売れているのは、自分が信じたいことに迎合する傾向があるんだね。そういう人たちから見ると著者なんて左がかっていると思われているんだろうな。どちらかと言えば保守寄りの論客だのような気がするんだけど。2012/06/10

skunk_c

12
現政府から「歴史についてはこの人に聴け」とお墨付きをもらっている泰斗の著。しかし概説書であるためか、この人の持ち味である実証的鋭さは少し薄い。前半は陰謀史観と言うよりは、特に日米関係史における各種バイアスといった趣。ただしこれはこれで上手くまとまっているなとは思った。田母神史観批判は妥当な印象。終章の陰謀史観の決算はさほど新しい発見もなく、ちょっと期待はずれ。印象としては、左派唯物史観への批判が思いの外少ない。やはり最近低調とみているのだろうか。あるいは実証的な学者が多いから今回俎上に載せなかったのか。2016/01/15

calaf

10
陰謀って結局、敗者が自分を守る(少しでも正当化する)ために、いつの世にも待望されているものなのですねぇ...それにしても、藤原正彦さんがこの分野でも結構有名なことを知って驚きです (@_@)2012/06/01

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