出版社内容情報
太陽光や風力発電は原発の代わりになりえるか? 全エネルギーをリスクと将来性から冷静に比較する。
太陽光や風力発電は原子力の代わりになりえるのか? 原発廃絶が「正義」となった今、改めて全電力のリスクと将来性を比較すると、意外な結論に! 日本の命運を決めるエネルギー問題について冷静に論じた一冊。
内容説明
3.11以降、原発を絶対悪と決め付け、その廃絶こそが「正義」という論調がマスコミでは吹き荒れている。しかし、この世にリスクのない技術は存在しない。原子力を代替するはずの「自然エネルギー」の実力のみならず、転換するリスクや懸念材料を冷静に見つめるべきではないだろうか。そんな感情論を超えた議論のために、原子力技術、放射線と健康被害、経済的影響を検討し、将来を見据えたエネルギー政策を提言する。
目次
第1章 原子力で命を守りたい
第2章 放射線のリスクとは?
第3章 自然エネルギーの不都合な真実
第4章 化石燃料と地球環境問題
第5章 救える命の数は経済の豊かさに比例する
第6章 原子力を理解する
第7章 エネルギーの未来
著者等紹介
藤沢数希[フジサワカズキ]
欧米研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号取得。その後、外資系投資銀行で市場予測、リスク管理、経済分析に従事しながら、言論サイト「アゴラ」に定期寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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