内容説明
納得のいくボトルを仲間や料理とともに―。会社帰りの居酒屋でも、ちょっと気張った会食でも、これが楽しむ大前提。ワイン好きなら、そこからさらに一工夫、いや数工夫。「トンカツとの果てしなき闘い」「ロゼに栄光の日をふたたび」「イタリアの白もここまできたか」「強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか」「廉価ピノ・ノワール世界選手権大会」…三十余年、ひたすら飲み続けてきた著者が繰り出す好手に妙手。
目次
トンカツとの果てしなき闘い
時にはブルゴーニュの白で贅沢を
スーパー・トスカーナと騒ぐ前に
ロゼに栄光の日をふたたび
世界最優秀ソムリエを前にワインを選ぶ
コルドバの夜はふけて
イタリアの白もここまできたか
武門の誉れシャトーヌフ・デュ・パプ
シェリーは吉田健一に学ぶべし
オーストラリア熱は居酒屋がきっかけ
わが偏愛のサヴィニ・レ・ボーヌ
ピエモンテには龍もいれば虎のいる
強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか
ジンファンデルで焼鳥を
シャンパーニュのジレンマ
地下蔵の隅にその古いポートの黒い瓶はあった
まだまだあるぞ、あの長靴の国のすごい赤
廉価ピノ・ノワール世界選手権大会
甘露の雫ソーテルヌ
著者等紹介
柴田光滋[シバタコウジ]
1944(昭和19)年東京都生まれ。出版社に勤務。早稲田大学第一法学部卒業。文芸編集者として、石川淳、吉田健一、安部公房、丸谷才一、辻邦生など、多くの文学者を担当するかたわら、フランス料理店ガイド『グルマン』をはじめとして、数々の飲食関連の書籍も手掛けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュール リブレ
kubottar
Monsieur M.
ぴの・のあーる
ひろ