内容説明
生気のない顔つきの子供がなぜ増えたのか。無気味な少年犯罪が連続するのはなぜなのか。現代日本の歪みは、すべて「本能の力」を軽視したことのツケである。「不快感が子供を育てる」「体罰は進歩のためにある」「非行と不良は別物」「“正しいいじめ”には意義がある」「脳幹を鍛えよ」等。建前論を排し、安易な復古主義にも与せず説く。徹底的に経験に基づいて作り上げた戸塚理論の精髄がここにある。
目次
1 「体罰」は善である
2 父親が家庭を支配する
3 「いじめ」の意義
4 力は正義である
5 進歩の鍵は恐怖が握る
6 「合理主義」の欺瞞
7 本能が善である
8 「脳幹論」の基本
9 非行と不良は別物である
10 「安詳恭敬」を知る
著者等紹介
戸塚宏[トツカヒロシ]
1940(昭和15)年生まれ。戸塚ヨットスクール校長。名古屋大学工学部卒。1975年、沖縄海洋博記念「サンフランシスコ‐沖縄単独横断ヨットレース」優勝。1976年、愛知県美浜町に戸塚ヨットスクールを開校。これまでに六百人以上の情緒障害児を更生させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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