内容説明
学習意欲はあるが時間はない、いまさらMBAも業腹だ。既定路線をひた走る先輩と、学習に投資する余地のある後輩に挟まれた、迷える40代ビジネスマンよ、決起せよ!英語学習法、考える技術、分析、コミュニケーションに時間管理―。貫徹した「戦略」の視点に立って、同世代の筆者が第一線の経験とMBAのカリキュラムから、40代の豊富な蓄積を活かすスキルを「いいとこ取り」で伝授する。
目次
序章 終末と始まりの予感
第1章 MBA不要論
第2章 自立するための思考法
第3章 本質をえぐる分析技術
第4章 メッセージを売り込め
第5章 自分を変える戦略
終章 決断
著者等紹介
山本真司[ヤマモトシンジ]
1958(昭和33)年東京生まれ。経営コンサルタント。慶応義塾大学経済学部卒、シカゴ大学経営大学院修士。東京銀行、ボストンコンサルティンググループを経て、現在A.T.カーニー、ヴァイス・プレジデント
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感想・レビュー
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beautiful sky
8
戦略を持って物事に効率的にあたる。限られた時間で最大限効果を得られるよう工夫をして取り組もうという話。またその工夫は、長年の実務経験あってこそというメリットを生かして行かなければならないなと、すんなりと受け入れられる内容でした。2014/12/07
えりすこ
7
ビジネスに関する勉強の仕方など、参考になることがたくさん。物語形式だったので、どんなもんかなと思いつつ読んでいたのですが、なかなか良書でした。2017/01/15
うりぼう
7
何歳からでも大事なことです。2005/06/02
yellowdog725
5
小説形式になっていて一気に読むことができた。7年前の本ですが参考になる一冊。40歳からの始まりに。2011/05/22
mizzan72
4
初版2004年ということは、ザ・ゴールの後、小説形式のビジネス書が流行った頃かな。 それから約10年経っている事もあり、内容に若干古さは感じるものの、多分ほとんどは今でも通じる、40代に向けた意識改革の本。「何を捨てるか」「時間の使い方」「終わりから考える」等々、普遍的なノウハウが詰まっている。 10年前の個人のキャリアの捉えられ方は、やっぱり2013年とは少し違う。今のビジネス書のトレンドは、組織論よりも個人的な問題にフォーカスされているものが多い。2013/12/01