新潮新書<br> モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ

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新潮新書
モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106100352
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0247

内容説明

多指症で劣等感に苛まれていた秀吉、急性驚愕反応に襲われた家康、高血圧症の信長、ジャイアント馬場顔負けの巨人である宮本武蔵、重度の糖尿病だった藤原道長、男性型脱毛症に悩むセザンヌ、アレクサンダー大王は筋性斜頚、“ヴィーナス”の外反母趾、「四谷怪談」お岩は上顎癌だった―。歴史上の人物たちを、残された肖像画をもとに、現代医学の見地から診断してみれば、アッと驚く素顔が見えてくる。

目次

第1章 あの「名作」に隠された“病い”(モナ・リザは高脂血症;宮本武蔵の巨人症 ほか)
第2章 壮絶なる戦国武将たちの肖像(秀吉の先天性多指症;驚愕反応に襲われた家康 ほか)
第3章 贅沢病ぞろいの平安・鎌倉(菅原道真の爆発反応;重度の糖尿病に悩んだ藤原道長 ほか)
第4章 江戸っ子たちの“生活習慣病”(九代将軍・家重のアテトーゼ;ニコチン中毒だった平賀源内 ほか)
第5章 西洋からの“病気カルテ”(濃化異骨症、梅毒、アルコール依存症のロートレック;ドラキュラのポルフィリン症 ほか)

著者等紹介

篠田達明[シノダタツアキ]
1937(昭和12)年愛知県生まれ。整形外科の医師にして作家。68年から「愛知県心身障害者コロニー」に務め、現在は名誉総長。一方で四十一歳から小説を書き始め、『大御所の献上品』や『法王庁の避妊法』などが直木賞候補に。医学を題材にユニークな歴史ものを得意とする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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