内容説明
さらば、「窮靴」!われわれは靴に足を合わせてはいないか。足にぴたりと合ってこそ快適な靴と言えるのではないか。いやそれ以前に、そもそも人が歩くとはどういうことなのか…。一九八三年、アシックスの開発チームは歩行の意味から問い直し、日本初の本格的ウォーキング・シューズを誕生させた。この日本人の足元の革命から二十年、今もさらなる進化がつづいている。
目次
序章 革命的商品
第1章 素人たちの挑戦
第2章 年間2000万足の市場へ
第3章 「窮靴」との闘い
第4章 快適靴には理由がある
第5章 ホモ・ウォーキングス
第6章 歩かない現代人
第7章 ジョギングからウォーキングへ
第8章 文化としてのウォーキング
終章 進化の可能性
著者等紹介
前田和男[マエダカズオ]
1947(昭和22)年東京都生まれ。ノンフィクション作家、翻訳家、編集者。路上観察学会事務局。東京大学農学部卒業
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