内容説明
ここには人間のドラマがある。眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い―。夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。名前の右に傍線が引かれる由来は。軟派の社会面は見出しで勝負。…誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。
目次
序章 草分け女性文化人三人の死
第1章 小さな小さな訃報に味がある
第2章 大別すれば関係者型と知名度型
第3章 文学者に見る百年の変遷
第4章 なぜ芸能人の扱いはバカでかくなるのか
第5章 元プロ野球選手は寂しい
第6章 伝説「泣くな別所」を検証する
第7章 見出しに編集記者の苦吟あり
第8章 ランランと三遊亭円生ではどっちが偉い!
第9章 智恵とアイディアで読ませる記事になる
終章 新聞社は「死亡記事部」を設置せよ
著者等紹介
諸岡達一[モロオカタツイチ]
1936(昭和11)年東京都生まれ。コラムニスト、死亡記事アナリスト。成蹊大学政治経済学部卒業。元毎日新聞記者。現在、「野球文化学会」事務局長として論叢「ベースボーロジー」の刊行に尽力
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