出版社内容情報
欧米列強の脅威に対し、日本人はいかに生き抜こうとしたか? 「日本にイスラム革命のような復古運動が起こった」「女官に囲まれ化粧をしていた天皇が突然、軍服姿に変身」「自分の命を国家に捧げる日本人はまるで古代のスパルタの民のようだった」……神風連ら士族反乱から日露戦争勝利・大アジア主義まで、一等国への道をひた走った「若き日本」の軌跡を辿る「幻の連続講義」第二弾。
【目次】
内容説明
欧米列強の脅威に対し、日本人はいかに生き抜こうとしたか?「日本にイスラム革命のような復古運動が起こった」「女官に囲まれ化粧をしていた天皇が突然軍服姿になった」「自分の命を国家に捧げる日本人はまるで古代のスパルタの民のようだった」…神風連ら士族反乱から日露戦争勝利・大アジア主義まで、一等国への道をひた走った「若き日本」の軌跡を辿る「幻の連続講義」第二弾。
目次
第一回 地租改正
第二回 神風連の乱
第三回 戦前の天皇制
第四回 大アジア主義
第五回 日露戦争
第六回 頭山満
著者等紹介
渡辺京二[ワタナベキョウジ]
1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞)、『黒船前夜』(大佛次郎賞)、『バテレンの世紀』(読売文学賞)他。2022年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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skunk_c
64
著者が故郷の寺で1980年代初頭に友人や若い人の前で話した内容を書籍化。我が家は両親熊本出身なので、時折混じる熊本弁が懐かしかった。6つのテーマはどれも面白いのだが、やはり神風連の乱という地元の出来事についての、人物群像を含む話がとても興味深かった。また、大アジア主義や頭山満といった群像・人物評にこの著者の魅力を感じる。天皇制についてはほぼ首肯できる内容で、このくらいの「常識」的感覚を政治家や有権者が共有していれば、大きなゆがみは来ないだろう。冒頭の明治維新に関する史的唯物論批判が時代を感じさせた。2026/02/08
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