出版社内容情報
「色眼鏡」を外すと歴史はこんなに面白い! 「幕府は薩長に倒されたのではなく自壊した」「尊王攘夷が盛り上がった理由は日本人の“京都敬い”」「吉田松陰の面白さは馬鹿げていて愚直なところ」「外国人が幕末の人々に感じた頭の良さと狡猾さ」「大久保にない西郷の人間的な魅力」……『逝きし世の面影』の著者が、黒船来航で始まる激動期を独自の視座から捉え直す。
【目次】
内容説明
「文明論」的な視座で150年前の「日本」を捉え直す!「幕府は薩長に倒されたのではなく自壊した」「尊王攘夷が盛り上がった理由は日本人の“京都敬い”」「吉田松陰の面白さは馬鹿げていて愚直なところ」「外国人が幕末の人々に感じた頭の良さと狡猾さ」「大久保にない西郷の人間的な魅力」…黒船来航で始まる激動の時代を独自の切り口で語り尽くした「幻の連続講演」を書籍化。
目次
第一回 幕藩封建体制の崩壊(「マルクス主義」的思考の捩れ;武士はサラリーマン ほか)
第二回 尊王攘夷と吉田松陰(開国と攘夷のうねり;将軍継嗣問題と安政の大獄 ほか)
第三回 文久から慶応まで(勅語による幕政改革;朝廷から幕府に突きつけられた改革案 ほか)
第四回 外国人が見た幕末日本(日米和親条約と修好通商条約;開国を促す二人の外国人 ほか)
第五回 西郷隆盛という人(血染めの衣を譲り受ける;斉彬の「庭方役」 ほか)



