出版社内容情報
がんになった医師が、自ら実験台となり標準治療以外の方法を探した。抗がん剤の辛い副作用を避けて、穏やかに生きたい人への新提案。
内容説明
緩和ケアの第一人者が大腸がんを宣告された。抗がん剤治療を始めるが副作用が激しく、進行も止まらない。標準治療をいったん止め、高額な治療ではない方法を探すこと2年。自ら実験台となり、既存の療法を組み合わせ、可能な限り苦しくなく、大きく悪化もしない方法にたどりついた。「この療法の確立が最後の仕事」―がんとの共存をめざす医師による新提案。
目次
第1章 やはりその日はやって来た
第2章 ステージ4の固形がんに対する標準治療の現実
第3章 「がん共存療法」の着想
第4章 DE糖質制限ケトン食
第5章 次なる戦略
第6章 「がん共存療法」の見直し
第7章 臨床試験に臨みたい
著者等紹介
山崎章郎[ヤマザキフミオ]
1947年、福島県出身。緩和ケア医。75年千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科、国保八日市場(現・匝瑳)市民病院消化器科医長を経て、91年聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。97年~2022年3月聖ヨハネホスピスケア研究所所長を兼任。05年在宅診療専門診療所(現・在宅療養支援診療所)ケアタウン小平クリニックを開設し、訪問診療に従事している。日本ホスピス緩和ケア協会監事。日本死の臨床研究会顧問、認定NPO法人コミュニティケアリンク東京・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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