出版社内容情報
辺境の島国を世界帝国へと押し上げたのは、七人の「悪党」たちだった。ヘンリ八世からチャーチルまで、その驚くべき手練手管を描く。
内容説明
辺境の島国イギリスを、世界帝国へと押し上げたのは、七人の悪党たちだった。六人の妻を娶り、うち二人を処刑したヘンリ八世。王殺しの独裁者クロムウェル。外国人王のウィリアム三世とジョージ三世。砲艦外交のパーマストン。愛人・金銭スキャンダルにまみれたロイド=ジョージ。そして、最後の帝国主義者チャーチル…。彼らの恐るべき手練手管を描く。
目次
はじめに―「悪党」たちが時代を動かす
第1章 ヘンリ八世―「暴君」の真実
第2章 クロムウェル―清教徒の「独裁者」
第3章 ウィリアム三世―不人気な「外国人王」
第4章 ジョージ三世―アメリカを失った「愛国王」
第5章 パーマストン子爵―「砲艦外交」のポピュリスト
第6章 デイヴィッド・ロイド=ジョージ―「王権と議会」の敵役
第7章 ウィンストン・チャーチル―最後の「帝国主義者」
おわりに―政治的な成熟とは
著者等紹介
君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。東京大学客員助教授、神奈川県立外語短期大学教授などを経て、関東学院大学国際文化学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(2018年サントリー学芸賞受賞)、他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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