出版社内容情報
豪雨、竜巻、猛暑、豪雪。日本はここ数年「これまで経験したことのない」災害に見舞われている。列島の「空」で何が起きているのか?
内容説明
私たち日本人は、地球上で最も激しい気候の国に住んでいる。豪雪が道路を分断し、一方でスキー場に雪がない。台風が迷走し、夏はまるで熱帯のような酷暑。竜巻が車を吹き飛ばし、川が氾濫し家が流される。日本列島はここ数年、「これまで経験したことのない」災害に見舞われている。気象庁が「命にかかわる非常事態」と表現する激甚気象はなぜ起こるのか?気象学の第一人者が最新の研究結果をもとに解き明かす。
目次
第1章 繰り返される災いの年
第2章 なぜ日本は激甚気象が多いのか
第3章 高気圧はなぜ猛暑をもたらすのか
第4章 水蒸気がもたらす大気の不安定
第5章 豪雨はなぜ発生するのか
第6章 台風
第7章 激甚気象は予測できるか
第8章 地球温暖化と気象災害
第9章 激甚気象から命を守るために
著者等紹介
坪木和久[ツボキカズヒサ]
1962年兵庫県生まれ。気象学者。名古屋大学宇宙地球環境研究所教授。北海道大学理学部卒。北海道大学理学研究科、日本学術振興会特別研究員(北海道大学低温科学研究所)、東京大学海洋研究所助手、名古屋大学大気水圏科学研究所助教授、名古屋大学地球水循環研究センター助教授、准教授を経て現在にいたる。2017年、日本人として初めて、航空機によるスーパー台風の直接観測に成功した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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