新潮選書
「身軽」の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038396
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

内容説明

人はなぜ、後半生になると重荷を下ろしたくなるのか。西行、親鸞、芭蕉、良寛に共通することは、人生の折返し点を過ぎ、歌や句にますます傾倒していったことだ。肩にのしかかった責務や思想、人間関係などから解き放され、旅に出て「うた」をつくった。孤独を楽しみ、軽やかな自由の世界にあそんだ。そろそろ私たちも、「ねばならない」生き方から少しずつ解放されようではないか。

目次

序章 存在の重さと軽さ(消化器系と循環器系;思想という重さ ほか)
第1章 西行の旅姿(マイルドな家出;西行の林住期 ほか)
第2章 親鸞の変容(親鸞と法然;三つの期 ほか)
第3章 芭蕉の乞食願望(「軽み」の境涯;西行と同じ「筋」 ほか)
第4章 良寛遁走(俗にあらず、沙門にあらず;芭蕉め、と良寛も ほか)

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
宗教学者、評論家。1931(昭和6)年、サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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