新潮選書<br> マーガレット・サッチャー―政治を変えた「鉄の女」

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マーガレット・サッチャー―政治を変えた「鉄の女」

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038327
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0331

出版社内容情報

経済再生と冷戦勝利だけではない。対メディア戦略・大統領型政治・選挙戦略……「鉄の女」が政治にもたらした革命の全貌を分析する。

冨田 浩司[トミタ コウジ]
著・文・その他

内容説明

英国初の女性首相サッチャーの功績は、経済再生と冷戦勝利だけではない。その真価は、ケインズ主義的なコンセンサスを破壊し、国家と個人の関係を組み替えたことにある。なぜ彼女は閉塞感に包まれていた社会を変革できたのか。対メディア戦略・大統領型政治・選挙戦術…良くも悪くも21世紀の政治指導者の「原型」を創り出したリーダーシップに迫る。

目次

第1章 カエサルのもの、神のもの
第2章 女であること
第3章 偶然の指導者
第4章 戦う女王
第5章 内なる敵
第6章 戦友たち
第7章 欧州の桎梏
第8章 落日
終章 余光

著者等紹介

冨田浩司[トミタコウジ]
1957年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒。1981年に外務省に入省し、総合外交政策局総務課長、在英国日本大使館公使、在米国日本大使館次席公使、北米局長、在イスラエル日本大使を経て、2018年8月からG20サミット担当大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

63
EUからの離脱、いわゆる”ブレグジット”を前に混迷する英国。もう歴史となった感もあるが、一昔前、この英国を強力なリーダーシップで率いた女性首相がいた。労働争議が頻発し”英国病”と呼ばれた停滞した経済。’79年政権の座に着いた彼女は厳しい改革を押し進める。また突発したフォークランド紛争も断固とした指導力で軍事的勝利に導き政権基盤を揺ぎ無いものにする。ソ連のゴルバチョフとの間で”仕事のできる相手”という関係を築き、冷戦体制終焉の端緒を開いた。英国にとって、戦時のチャーチルに並ぶ、平時の指導者サッチャーの評伝。2019/03/18

Porco

24
これも面白かった! フォークランド戦争やNUM(全国炭鉱労働者組合)との戦い、冷戦末期の各国首脳との外交など、イギリス政治や国際政治がどのように展開されたのかが詳しく書かれています。2021/01/11

seki

22
鉄の女と呼ばれたサッチャーの生涯を描いた力作。まだ、冷戦の最中だった頃、中曽根首相やアメリカのレーガン大統領らとサミットの記念撮影に収まっていたのを思い出す。女性政治家というと、女性ということを前に出す人もいるが、彼女はあまりそういうことを意識しなかったらしい。とことんまで自分の信念に忠実であったというと言葉がいいが、さぞかし敵も多かっただろう。ただ、彼女はイギリスという国家のために、常に真剣に考えていたことはたしか。チャーチルもそうだが、イギリスはその時代にふさわしい人物を指導者に選んでいる気がする。2020/06/27

Book Lover Mr.Garakuta

16
【図書館】【速読】:内容的にも、そうかと思わせて呉れる内容で、面白かったしテレビ越しに存じ上げているので、感情移入しやすかった。個性派の人で、レイア・オーガナ的な存在だった。2022/05/14

路人

8
サッチャーの政治家としての業績を認めながら人間的には魅力を感じないという作者による本。だからこそ冷静な分析ができたのだろう。サッチャーの政治の本質は、国家と個人の境界線の引き直しだと論じる作者の分析は鋭く鮮やかであり(それを語る語彙の豊かさを含め)、本書の水準の高さには驚く。時代が要請しながら時代とともに去ったサッチャーの資質として「愛されることを望まなかったこと」と述べる辺りには、作者の眼差しの冷静さと暖かさを感じる。2020/02/01

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