出版社内容情報
2025年、団塊の世代が入る病床は不足する。ならば自宅で尊厳ある死を迎えるべきではないか。終末医療の第一人者による緊急提言。最期は自分の家で、自分らしく逝きたい! 2025年、団塊の世代が75歳を超える7年後には年間100万人の介護者と150万人の病死者が日常となる。病院のベッドは不足し、「死に場所難民時代」がやって来る。自宅で最期を迎えることが当たり前になる時、本人と家族は何を知っておくべきか。終末医療の第一人者による、慣れ親しんだ場所で尊厳ある死を迎えるための教科書。
山崎 章郎[ヤマザキ フミオ]
著・文・その他
内容説明
最期は自分の家で、自分らしく逝きたい!団塊の世代が75歳を超える2025年には、年間100万人の介護者と150万人の病死者が日常となる。病院のベッドは不足し、「死に場所難民時代」がやって来る。自宅で最期を迎えることが当たり前になる時、本人と家族は前もって何を知っておくべきか。ホスピスケアの第一人者である医師による、慣れ親しんだ場所で尊厳ある死を迎えるための教科書。
目次
2025年問題とは何か
我々はどうやって死ぬのか
終末期がんの苦痛症状と対処法
初めてのホスピス立ち上げ
ボランティアの大切さ
ケアタウン小平チーム誕生
家で死ぬということ
ホームホスピスという解消法
変えることのできない現実で苦しむ人への支援
死にいくことの疑似体験
実情に即していない課題
答えは現場の実践から生まれる
著者等紹介
山崎章郎[ヤマザキフミオ]
在宅緩和ケア充実診療所ケアタウン小平クリニック院長。1947年、福島県郡山市出身、75年千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科、国保八日市場(現・匝瑳)市民病院消化器科医長を経て、91年聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。97年より聖ヨハネホスピスケア研究所所長を兼任。2005年在宅診療専門診療所(現・在宅緩和ケア充実診療所)ケアタウン小平クリニックを開設し、訪問診療に従事している。日本ホスピス緩和ケア協会理事。日本死の臨床研究会世話人代表、NPO法人コミュニティケアリンク東京・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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