新潮選書<br> 「在宅ホスピス」という仕組み

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新潮選書
「在宅ホスピス」という仕組み

  • 山崎 章郎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 新潮社(2018/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038242
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0395

出版社内容情報

2025年、団塊の世代が入る病床は不足する。ならば自宅で尊厳ある死を迎えるべきではないか。終末医療の第一人者による緊急提言。最期は自分の家で、自分らしく逝きたい! 2025年、団塊の世代が75歳を超える7年後には年間100万人の介護者と150万人の病死者が日常となる。病院のベッドは不足し、「死に場所難民時代」がやって来る。自宅で最期を迎えることが当たり前になる時、本人と家族は何を知っておくべきか。終末医療の第一人者による、慣れ親しんだ場所で尊厳ある死を迎えるための教科書。

山崎 章郎[ヤマザキ フミオ]
著・文・その他

内容説明

最期は自分の家で、自分らしく逝きたい!団塊の世代が75歳を超える2025年には、年間100万人の介護者と150万人の病死者が日常となる。病院のベッドは不足し、「死に場所難民時代」がやって来る。自宅で最期を迎えることが当たり前になる時、本人と家族は前もって何を知っておくべきか。ホスピスケアの第一人者である医師による、慣れ親しんだ場所で尊厳ある死を迎えるための教科書。

目次

2025年問題とは何か
我々はどうやって死ぬのか
終末期がんの苦痛症状と対処法
初めてのホスピス立ち上げ
ボランティアの大切さ
ケアタウン小平チーム誕生
家で死ぬということ
ホームホスピスという解消法
変えることのできない現実で苦しむ人への支援
死にいくことの疑似体験
実情に即していない課題
答えは現場の実践から生まれる

著者等紹介

山崎章郎[ヤマザキフミオ]
在宅緩和ケア充実診療所ケアタウン小平クリニック院長。1947年、福島県郡山市出身、75年千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科、国保八日市場(現・匝瑳)市民病院消化器科医長を経て、91年聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。97年より聖ヨハネホスピスケア研究所所長を兼任。2005年在宅診療専門診療所(現・在宅緩和ケア充実診療所)ケアタウン小平クリニックを開設し、訪問診療に従事している。日本ホスピス緩和ケア協会理事。日本死の臨床研究会世話人代表、NPO法人コミュニティケアリンク東京・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
人生の最後のときをどのようによりよく過ごすかを提言した一冊。 ホスピスということからも主はがん患者であるが、考え方はどのような方でも応用が効くと思う。個人的にはボランティアの活用が面白いと感じた。最後まで社会性のあるがん患者にとって非医療者という存在は重要で、ボランティアが患者にとっての「社会」となり得るのは、驚かされた。終末期医療はどうしても採算が難しい部分がある。本書はあくまで都会の試みだが、地方でも地域と医療の繋がりが終末期医療をサポートする形で患者を支えられたらと願う。2020/09/13

讃壽鐵朗

5
今現在 2人に1人は癌になり、 そのうち3人に1人は 癌で死ぬという時代に すべての人間にとって読むべき本である。2021/11/18

ゆう

5
★★★★★ 素晴らしい一冊。人は必ず死を迎える。その過程には「病」がある。本書は【癌】を患った人たちが、どのように最期の瞬間まで人間的に生き、そして旅立つことができるのかを丁寧に考察している。人間的という観点が失われることなく、どのような事が医療従事者として提供できるのか、そして患者の家族の心構えをいかに導くのか。様々な事実と経験から、より幸せな死とは何かを提示している。本書を読めば、死をむやみに恐れる必要が無いことがわかる。一人でも多くの方に読んで貰いたい一冊。2018/09/13

ソウ

5
とても良い本だと思います。「(主に)終末期のがん患者がどのようにすれば人としての尊厳を持って人生を全うすることができるのか」という問いに長年現場で真摯に向き合って来られた筆者の誠実さが行間に滲み出ているように感じました。一つの答えとして、従来の病院や老人ホームとは異なるホスピスの設立、さらに発展させた在宅ホスピスという仕組みについて丁寧に説明されています。ちょいちょい出てくる患者・知人の実例、スピリチャルケアについての考察、死にいくことの疑似体験等、非常に刺さりました。2018/08/31

アズキ母さん

3
新聞の書評欄で見て、本屋さんで購入。お仕事関連の本。「病院で死ぬということ」を書いた作者が、現在取り組んでいる小平での、自宅で死ぬということの考察を行っている。 自宅で看取る、と決めてもいざ呼吸が止まったら家族が慌てて救急車を呼んでしまうと、延命のための措置が一生懸命に施され、本人の意向とは違った最期を迎えてしまう現実。ホスピスでの緩和ケアからさらに進んで、住み慣れた自宅で死ぬという選択をした患者をどう周囲が支えていくか、その仕組みをどう作っていくか。私もいつか来るその日は、自宅で家族や猫に見送って欲しい2018/05/23

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