新潮選書<br> 文学のレッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038013
  • NDC分類 904
  • Cコード C0395

出版社内容情報

小説からエッセイ、詩、伝記、歴史、批評、戯曲まで――稀代の作家がジャンル別に語りつくす「決定版文学講義」。選書版で登場!稀代の文学者が、全ジャンルを語りつくす「決定版文学講義」! 長篇小説はなぜイギリスで、短篇小説はなぜアメリカで発展したのか。エッセイという形式はどのようにして生まれたのか……小説から詩、エッセイ、伝記、歴史、批評、戯曲まで、古今東西の作品を次々に繰り出しながら、文学の大山脈を奔放自在に探索し、その真髄に迫る。湯川豊による「最晩年の十年」を新たに加えて選書化。

丸谷 才一[マルヤ サイイチ]

湯川 豊[ユカワ ユタカ]

内容説明

長篇小説はなぜイギリスで、短篇小説はなぜアメリカで発展したのか。歴史は文学とどのようにかかわっているのか。批評にとって最も大事なことは何か。エッセイという形式はどのようにして生まれたのか…古今東西の作品を次々に繰り出しながら、文学の大山脈を奔放自在に探索し、その真髄に迫る。湯川豊による「最晩年の十年」を新たに加えて選書化。

目次

短篇小説―もしも雑誌がなかったら
長篇小説―どこからきてどこへゆくのか
伝記・自伝―伝記はなぜイギリスで繁栄したか
歴史―物語を読むように歴史を読む
批評―学問とエッセイの重なるところ
エッセイ―定義に挑戦するもの
戯曲―芝居には色気が大事だ
詩―詩は酒の肴になる

著者等紹介

丸谷才一[マルヤサイイチ]
1925年山形県鶴岡市生れ。東京大学文学部英文科卒。67年『笹まくら』で河出文化賞、68年『年の残り』で芥川賞を受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳と幅広い文筆活動を展開。『たった一人の反乱』(谷崎潤一郎賞)『後鳥羽院』(読売文学賞)『忠臣藏とは何か』(野間文芸賞)『輝く日の宮』(泉鏡花文学賞)など著書多数。訳書にジョイス『若い藝術家の肖像』(読売文学賞)など。2011年文化勲章受章。12年没

湯川豊[ユカワユタカ]
1938年新潟市生れ。64年慶應義塾大学文学部卒。同年文藝春秋に入社。「文學界」編集長、同社取締役などを経て、東海大学教授、京都造形芸術大学教授を歴任。2010年『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あきあかね

24
 短編小説、長編小説、伝記·自伝、歴史、批評、エッセイ、戯曲、詩といった文学に関わるあらゆる分野についてのインタビュー集。丸谷才一の該博な知識とユーモアある語り口に魅了される。 作中人物の魅力、文章の個性、筋(ストーリー)という3つのポイントから「長編小説」を評価し、学問(内容を伝達する力)の円とエッセイ(文章の歯切れの良さ)の円の重なり合う部分として「批評」を捉える。 こうした大きな理論、枠組みを提示する一方で、豊富な例示や引用によって奥行きと瑞々しさがもたらされている。⇒2020/03/22

てら

11
読了ではないが、一時停読。丸谷氏の晩年の様子が書かれていると知り読んでみた。なるほどそんな人だったのかと人柄がわかるものだった。丸谷氏の本は、切り口が意外、多彩すぎて一読では消化しきれない事が多い。どの評論も読むと本が読みたくなってくる。また読もう。2024/08/26

amanon

7
インタビュー形式ということで、さらっと読めるものの、その内容は恐ろしいほど重厚。恐らく字面だけを目にして理解した気になった箇所が少なからずあるのでは…と遅れてしまうほど。他の人も述べているとおり、とにかく丸谷氏の文学への深い理解と膨大な知識に圧倒されることしきり。未読の本はもちろん、既読の本の読みについても、自分の読みの浅さについ恥いってしまう。そして、本書の内容が、単に丸谷氏の博覧強記ぶりに根差すものではなく、氏の周到な用意が背景にあったという逸話も印象的。後、氏の晩年のエピソードが何とも重たい。2024/05/25

原玉幸子

4
網羅している書物と解説の深さが圧倒的。対談形式が読み易い上に批判の背景に説得力があるので、結果良書の推薦が際立つことになっています。2015年は同氏の推奨本を少し追ってみようかな、と思いました。(◎2014年・冬)2019/12/14

Yasuyuki Kobayashi

2
超一級の文学論である。謙虚でありながらも、発言は力強く 淀みない上にユーモアや優しさにあふれている。2019/07/08

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