出版社内容情報
ゲーテのどこが凄いのか。なぜ教養の代名詞とされているのか。「分かったつもり」でいた日本人のための主要作品完全ガイド。「分かったつもり」でいた日本人のための必読書! 『ウェルテル』は単なる〈妄想青年〉に過ぎないのか。『親和力』はなぜ〈私の一番の本〉と評されているのか。『ヴィルヘルム・マイスター』は何の〈修業〉をしているのか。『ファウスト』に出てくる〈ワルプルギスの夜〉は何を意味しているのか。「教養の代名詞」とされてきたゲーテ作品の〈ツボ〉がはっきり分かる完全ガイド。
仲正 昌樹[ナカマサ マサキ]
内容説明
ゲーテはなぜ「教養の代名詞」とされているのか?『ウェルテル』は単なる“妄想青年”に過ぎないのか。『親和力』はなぜ“私の一番の本”と評価されているのか。『ヴィルヘルム・マイスター』は何の“修業”をしているのか。『ファウスト』に登場する“ワルプルギスの夜”は何を意味しているのか。「近代の悪魔」の正体を誰よりも早く、的確に描いたゲーテ作品の“教養のツボ”がはっきり分かる完全ガイド。
目次
第1章 ウェルテルの「悩み」とは?
第2章 人間関係における「親和力」とは
第3章 「教養小説」における「教養」とは
第4章 諦念の文学
第5章 近代の悪魔
第6章 ファウストが見出したもの
終章 ゲーテに何を期待すべきか
著者等紹介
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史。東京大学教養学部理科1類を経て、東京大学教育学部に進学。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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