新潮選書<br> 芸人という生きもの

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新潮選書
芸人という生きもの

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037658
  • NDC分類 779
  • Cコード C0376

出版社内容情報

かくも傍迷惑で魅力的な人間がこの世にいる愉快! 談志、志ん朝、勝新、マルセ太郎から談春、昇太、可朝まで三十人を描く芸人列伝。

夢の寄席、開幕。厄介で、面白くて、哀しくて……著者畢生の「演芸人類学」。かくも傍迷惑で魅力的な人間がこの世にいる愉快。破天荒で見栄っ張りで小心で、しかし藝には拘り続けることへの讃嘆。談志、志ん朝、小さん、勝新、緒形拳、マルセ太郎から談春、昇太、可朝、市馬まで三十人の芸人に捧げる花束。四十年以上芸界を間近で見つめてきた著者が描く演芸人類学的「夢の寄席」!

内容説明

かくも自由奔放で、かくも傍迷惑な芸の虫たちがいてくれる愉楽―。談志、志ん朝、小さん。あるいはマルセ太郎、前田隣、ショパン猪狩。はたまた島田正吾、緒形拳、勝新太郎、小沢昭一。そして小朝、市馬、昇太、談春…。綺羅星のような天才たちを間近に見てきた著者が、“芸”と“芸人”の間に横たわる秘密を鮮やかに描き出す「演芸人類学」入門篇。

目次

第1部(古今亭志ん朝;柳家小さん(五代目)
桂三木助(四代目) ほか)
第2部(白山雅一;前田隣;波多野栄一 ほか)
第3部(川柳川柳;古今亭志ん駒;林家木久扇・木久蔵 ほか)

著者等紹介

吉川潮[ヨシカワウシオ]
1948年茨城県生まれ。立教大学卒業後、放送作家として活躍する傍ら、演劇評論家、小説家として表現の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

41
ひと頃、吉川さんの作品は続けて読んでいたので、この著作も読んでいた記憶がありましたが、私自身の演芸への知識もいくらか豊富になりましたので、再読です。3部構成ですが、3部のみ初版発行時にご存命の方を取り上げているのですが、この4年でお二人が亡くなられています。演芸評論家という職業は、どう公平に見ても、芸への贔屓は生まれてしまうものなんだと言うことを、強く実感しました。好き嫌いで物事を判断してはいけないのでしょうが、前回には感じなかった少し贔屓の臭いが鼻につくなと感じました。2019/07/19

T2y@

27
“家元”と呼ばれる、談志への愛と思い出が全編に。 高名な落語家、役者のエッセイもだが、大衆演芸人の「粋」ではあるが、どうしようも無いエピソードに、吹き出しつつもしんみりと。 『落語とは、人間の業の肯定』 家元の言葉を体現したか様な人物評はお見事! アクは強いがしかし。2015/04/26

ぐうぐう

17
志ん朝から始まる、故人となった落語家を取り上げる第一部、同じく故人である芸人達を偲ぶ第二部、そして現役の噺家達を語る第三部で構成された『芸人という生きもの』。吉川潮の、芸人を見つめる眼差しの温かさがいい。作家でもあるが演芸評論家でもある吉川は、立場上、ときに辛辣な芸人批評をしなければならないのだが、それ以前に、演芸評論家とは、才能ある芸人を育て、バックアップすることこそが役目だと信じている。一番交流の深かった立川談志より、四代目三木助の項に熱さを感じるのは、そんな吉川の想いの強さの表れだ。(つづく)2015/07/11

Kei

17
起きるのが早いので、日曜日の朝、NHKの演芸番組を観ていて、著者を知りました。(笑)お笑いというよりも、演芸!最近は、聴く方にも知識が必要な面もありますが、難しいことぬきに、純粋に楽しめます。著者の演者に対する深い理解と愛情が、グッときます。2015/07/09

たくのみ

12
「ラッスンゴレライ」「暖かいんだから~」オチもひねりもなく人気者と持ち上げられ、消費されていく若手タレントたち。はたして、本当に「芸人」と呼べる人は何人いるのか。かつて、キラ星のように高座や舞台に存在していた、芸人という生き物。多くは故人となった日本の芸能史に残る人々を書いたエッセイ集。マルセ太郎、東京コミックショウのショパン猪狩、ポール牧、可朝、小朝、小さん…懐かしい芸人のエピソードがズラリ。黄金時代を間近で見てきた、著者しか語れない秘話が楽しめた。2015/06/04

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