出版社内容情報
日本人はなぜ優柔不断なのか。なぜ思いつきで決めてしまうのか。マキァヴェリ、韓非子、孫子などの言葉から、意思決定の要諦を示す。
優柔不断は命取り――歴史が教える「真の決断」とは? 自分では一世一代の決断をしたつもりでも、その多くは単なる「思いつき」「苦しまぎれ」「便乗」「感情」から下されたものに過ぎない。マキァヴェリ、韓非子、孫子など先哲の言葉と、古今東西の歴史事例から、冷静な現実把握と意思決定の要諦を示す。昭和の経営者たちに読み継がれてきた名著、文字拡大版でリニューアル刊行。
内容説明
自分では一世一代の決断をしたつもりでも、その多くは単なる「思いつき」「苦しまぎれ」「便乗」「感情」から下されたものに過ぎない。今こそわれわれ日本人は「優柔不断」から脱却し、冷静な現実把握と真の決断能力を磨く必要がある。マキァヴェリ、韓非子、孫子など戦乱に生きた先哲の言葉と、古今東西の歴史事例から、意思決定の要諦を示す、現代人必読の書。
目次
民衆を真の味方にできるのは権力者だけだ
反抗者は常に仲間に強い猜疑心を持っている
相手に対し、何か考慮を払わずにすむような完勝はない
人は、父親を殺されたうらみはすぐ忘れる
運命の神は女神である。だからときにこれをひっぱたけ
指導者を欠く大衆は烏合の衆である
大衆の憎まれ役は他人に請け負わせよ
人間いかに生きるべきかにこだわるな
人はその出生によっても年齢によっても区別してはいけない
加害行為は一気にやり、恩賞は小出しにせよ〔ほか〕
著者等紹介
会田雄次[アイダユウジ]
1916年、京都生まれ。京都大学文学部卒業。西洋文化史専攻。京都大学教授(のち名誉教授)を務め、西洋史学会会員となる。1997年9月17日、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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