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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037306
  • NDC分類 159
  • Cコード C0312

出版社内容情報

日本人はなぜ優柔不断なのか。なぜ思いつきで決めてしまうのか。マキァヴェリ、韓非子、孫子などの言葉から、意思決定の要諦を示す。

優柔不断は命取り――歴史が教える「真の決断」とは? 自分では一世一代の決断をしたつもりでも、その多くは単なる「思いつき」「苦しまぎれ」「便乗」「感情」から下されたものに過ぎない。マキァヴェリ、韓非子、孫子など先哲の言葉と、古今東西の歴史事例から、冷静な現実把握と意思決定の要諦を示す。昭和の経営者たちに読み継がれてきた名著、文字拡大版でリニューアル刊行。

内容説明

自分では一世一代の決断をしたつもりでも、その多くは単なる「思いつき」「苦しまぎれ」「便乗」「感情」から下されたものに過ぎない。今こそわれわれ日本人は「優柔不断」から脱却し、冷静な現実把握と真の決断能力を磨く必要がある。マキァヴェリ、韓非子、孫子など戦乱に生きた先哲の言葉と、古今東西の歴史事例から、意思決定の要諦を示す、現代人必読の書。

目次

民衆を真の味方にできるのは権力者だけだ
反抗者は常に仲間に強い猜疑心を持っている
相手に対し、何か考慮を払わずにすむような完勝はない
人は、父親を殺されたうらみはすぐ忘れる
運命の神は女神である。だからときにこれをひっぱたけ
指導者を欠く大衆は烏合の衆である
大衆の憎まれ役は他人に請け負わせよ
人間いかに生きるべきかにこだわるな
人はその出生によっても年齢によっても区別してはいけない
加害行為は一気にやり、恩賞は小出しにせよ〔ほか〕

著者等紹介

会田雄次[アイダユウジ]
1916年、京都生まれ。京都大学文学部卒業。西洋文化史専攻。京都大学教授(のち名誉教授)を務め、西洋史学会会員となる。1997年9月17日、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

22
日本人の集団性は、卑屈なタテ型:権威を持つリーダーを持つときは秩序を効率を誇るが、それを欠くときはモッブ化する特性が強い。北限稲作という条件から成立した日本人の国民性:季節の変化に追われる、無限の労働投入を必要とするため他事を省みる余裕がない、抜けがけ・模倣の精神と一体化した勤勉性(情緒的な反抗・爆発的な反抗を秘めた)、商業行為の異常な有利さと特権性(および商業への反感侮蔑と羨望嫉妬)。日本は相互不信社会。決断し、人を動かそうとするときは、人々への欲望充足への配慮が必要。2017/08/06

kubottar

18
日本の学校システムは意思決定が出来ない人材を育てているという主張は、昨今の大企業の不正を見ていても納得ができる。直感を養うやり方は歴史を学ぶしかないというのもよくわかる。2017/10/21

ネコ虎

7
一応面白いといえば面白いが、昔書かれた本なので古臭い。マキャベリや孫子、韓非子から得る教訓解説が平板すぎる。会田氏の思考のバックボーンが曖昧で、教訓が思いつきに過ぎないように感じられる。強いて言えば、リアリズム思考か。昔の本だからどうでもいいようなものの、この種の本の古典にはなりえないな。2017/04/02

hiyu

6
読んでいて小気味良い。随序論を読むだけでもなんだか不愉快に思う部分もあるし、逆にスッキリとする点もあるのだが、本書が新鮮さを保っていることこそがやはり問題なのだろう。個人的には常々あり得ないと思っていた「話せばわかる」論を喝破してくれる点が有難かった。2017/02/12

takao

2
ふむ2021/07/20

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