新潮選書<br> 団地の時代

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新潮選書
団地の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106036576
  • NDC分類 365.35
  • Cコード C0395

出版社内容情報

一戸建てより、マンションより、いま団地が新しい! 同世代の2人が戦後日本の「住まい」を検証し、団地の復権を唱える。刺激に満ちた住宅論にして日本人論。

内容説明

高度成長期に先進的な住まいとして憧れの的だった「団地」。その輝かしい歴史と老朽化した現在、ニュータウンやマンションとの比較、団地文化が花開いた西武沿線と一戸建て中心の東急沿線…さまざまな対照から浮かび上がるのは、戦後日本の姿と、少子化・高齢化社会の未来だった。「住まい」や「沿線」を見つめ続ける政治学者と作家による熱い思いに満ちた対話。

目次

対話のまえに 重松清はなぜ『滝山コミューン一九七四』に嫉妬したのか(“みんな”対“私”の物語;学校という空間が持つ同調圧力 ほか)
対話1 東京の団地っ子と「非・東京」の社宅の子(交通がハイカラだった名古屋;「人車分離」とマイカーの問題 ほか)
対話2 団地の西武、一戸建ての東急(団地には誰が住んでいたのか;最初は賃貸から始まった ほか)
対話3 左翼と団地妻(社会主義の影響は?;団地と米軍基地 ほか)
対話4 団地と西武が甦る時(延命する団地と崩壊する団地;団地は「共同住宅」か ほか)

著者等紹介

原武史[ハラタケシ]
1962(昭和37)年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日本経済新聞社勤務を経て東京大学大学院博士課程中退。現在、明治学院大学国際学部教授・同付属研究所所長。専攻は日本政治思想史。著書に、『昭和天皇』(岩波新書、司馬遼太郎賞)、『滝山コミューン一九七四』(講談社、講談社ノンフィクション賞)、『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ、サントリー学芸賞)、『大正天皇』(朝日選書、毎日出版文化賞)など

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年、『ビフォア・ラン』(ベストセラーズ、現在は幻冬舎文庫)でデビュー。著書は他に、『ナイフ』(新潮文庫、坪田譲治文学賞)、『エイジ』(新潮文庫、山本周五郎賞)、『ビタミンF』(新潮文庫、直木賞)、『十字架』(講談社、吉川英治文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

53
近所にも団地があったのと、原さんの分析が面白く、一気に読んだ。自分は団地の経験はないけど、なんとなく想像はつく。でも、ニュータウンとか団地とか、あまりひかれない。単に世代が多岐に渡っている方が楽しい気がする。2019/01/05

ケー

15
大学時代に卒論の参考として一部は読んだ気がするけど、きちんと最初から最後まで読むのはお初。二人の環境を参照しつつ、それを一般的な議論にまで高めていく過程が見事の一言。2019/08/14

さえきかずひこ

6
原武史『滝山コミューン一九七四』の副読本として良い。1950年代後半から1970年代前半に発展した、団地の時代を対談を通して振り返り再評価していく。著者二人が鉄道ファンなので鉄道に関する細かなエピソードも頻出して面白い。2010/11/17

マーム

6
「団地」と「ニュータウン」の違いというものは、これまであまり意識していなかったけれど、団地の方がよりヒューマンスケールに近いということか?少なくとも、著者の二人は団地に愛着を持っているようだ。それは単純にマニアであるとかノスタルジーを感じるというのとも異なる、「団地」に古くて新しい価値を見出そうとしているかのようであった。さて、私が「団地」というものを意識したのは、本書にも書かれているように、ウルトラセブンのある話にで取り上げらていたから。記憶によれば、サラリーマンが酔っ払って家に帰ってきたところ、自宅と2010/07/04

そーすけ

5
305*土地勘がないし、興味のない話題が続いたりして、あまり楽しめず。原先生の単著を読んだ方が良かったかなぁ。やたら団地妻にこだわったり、重松氏の「異性愛男性のノリ」みたいなのが、苦手……。原先生が、ナンパなテニスサークルに所属していたという衝撃(笑)。2019/11/15

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