出版社内容情報
ウイスキーを知り尽くしたプロが、定かではなかったその起源を推理する。文明、国家、宗教、気候変動は、蒸留酒の誕生・発展にどう関わってきたのか。
内容説明
ウイスキーを知り尽くしたプロが、定かではなかったその起源を推理する。酒造りの知識、イギリス留学時に入手した膨大な資料や、数多くの聞き書きを通し、誕生の謎にいどむ。ビールとワイン、キリスト教の伝播、ケルト人、帝国の覇権、気候変動が、どう蒸溜酒に関わっているのか?ヨーロッパ史を背景とした蒸溜酒4000年の軌跡をたどった初の試み。
目次
第1部 起源をめぐる旅(ビールとワイン;蒸溜;アクアヴィテ、生命の水;ウイスキー誕生)
第2部 ウイスキーの発展(アイリッシュの繁栄と衰退;スコッチウイスキーの奇跡)
著者等紹介
三鍋昌春[ミナベマサハル]
1953年生まれ。富山県出身。78年東京大学農学部農芸化学科卒。80年同大学院農学系研究科修士課程修了、サントリー入社。89年~93年、英国スコットランドにある国立ヘリオット・ワット大学国際醸造蒸溜研究所で博士号取得、モリソン・ボウモア社ボウモア蒸溜所、オーヘントッシャン蒸溜所実習、アライド・ディスティラーズ社研修。94年より、白州蒸溜所製造技師長、生産第1部(ウイスキー原酒生産開発)課長、ブレンダー室主席ブレンダーおよび生産第1部課長、原酒生産部長、ブレンダー室部長兼シニアブレンダー、洋酒事業部生産部部長などを経て、現在、サントリービジネスエキスパート株式会社、品質保証本部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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