新潮選書<br> ウイスキー起源への旅

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新潮選書
ウイスキー起源への旅

  • 三鍋 昌春【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 新潮社(2010/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784106036569
  • NDC分類 588.57
  • Cコード C0377

出版社内容情報

ウイスキーを知り尽くしたプロが、定かではなかったその起源を推理する。文明、国家、宗教、気候変動は、蒸留酒の誕生・発展にどう関わってきたのか。

内容説明

ウイスキーを知り尽くしたプロが、定かではなかったその起源を推理する。酒造りの知識、イギリス留学時に入手した膨大な資料や、数多くの聞き書きを通し、誕生の謎にいどむ。ビールとワイン、キリスト教の伝播、ケルト人、帝国の覇権、気候変動が、どう蒸溜酒に関わっているのか?ヨーロッパ史を背景とした蒸溜酒4000年の軌跡をたどった初の試み。

目次

第1部 起源をめぐる旅(ビールとワイン;蒸溜;アクアヴィテ、生命の水;ウイスキー誕生)
第2部 ウイスキーの発展(アイリッシュの繁栄と衰退;スコッチウイスキーの奇跡)

著者等紹介

三鍋昌春[ミナベマサハル]
1953年生まれ。富山県出身。78年東京大学農学部農芸化学科卒。80年同大学院農学系研究科修士課程修了、サントリー入社。89年~93年、英国スコットランドにある国立ヘリオット・ワット大学国際醸造蒸溜研究所で博士号取得、モリソン・ボウモア社ボウモア蒸溜所、オーヘントッシャン蒸溜所実習、アライド・ディスティラーズ社研修。94年より、白州蒸溜所製造技師長、生産第1部(ウイスキー原酒生産開発)課長、ブレンダー室主席ブレンダーおよび生産第1部課長、原酒生産部長、ブレンダー室部長兼シニアブレンダー、洋酒事業部生産部部長などを経て、現在、サントリービジネスエキスパート株式会社、品質保証本部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柳 真佐域

12
ウイスキーを知るために借りた本。話の都合、国の情勢や、どんな通りを通ってだとかあまり主題に関係しないところもあって(そういう知識も必要なのもわかるが)読み飛ばした箇所も多かったが、基本的に筆者の話す小話が面白く、読み進めていくうちに知りたかったこともしれて良かった。僕の一番好きなグレンリベットの話も書いてあって、しかもウイスキーとしてかなり評価が高かったことに驚いた。水のこと、樽のこと、酵母のこと、香りのこと、ブレンダーのことなどが後半に書かれていて勉強になった。ウイスキーの起源はアイルランドに。しかし…2018/06/30

Foufou

6
エジプトを起源とするビールの醸造法はローマ帝国の拡大とともにワインのそれへと受け継がれていく。いっぽう同じくエジプト起源とする蒸留法も、神の秘蹟としての生命の水 aqua vitae 製法の秘儀としてキリスト教の伝播と軌を一にする。aqua vitae が大衆飲料に変貌したのはいつどこで? 筆者の個人的な体験と絡めた謎解きはかなり冗長。歴史考証も世界史の授業のよう。しかし前半を我慢すれば、後半はスコッチについての蘊蓄満載。大麦、酵母、水、樽そして土の精が感応しあって生まれる火酒。今宵の君は、何処へ誘う?2019/09/10

Kazuo Ebihara

3
著者は、89年~93年にかけて、英国で博士号を取得し、製造実習の機会を得た。94年以降、サントリーの生産、ブレンダー部門の責任者を務めた。 エジプト、フランス、アイルランド、スコットランドへ何度も足を運び、 ウイスキーの起源と発展、製造方法の変遷を探った。 ビール、ワイン、アクアヴィテやジンなどの醸造、蒸留の歴史から、 キリスト教とケルト人、アイリッシュとスコッチの関係まで。 ボウモア蒸溜所、オーヘントッシャン蒸溜所、アライド・ディスティラーズ社での実習のくだりは感動もの。 ウイスキー愛が詰まった一冊。2017/01/18

akttkc

3
ウイスキーへの溢れんばかりの愛情とヨーロッパの歴史とウイスキーの細かい技術の話がミックスされた、そしてどこか推理小説風の、これまで読んだことのない雰囲気の本だった。読めば読むだけどんどん飲みたくなった。2015/01/31

とりもり

2
ウイスキーはケルトの酒。謎の老人の言葉をきっかけに、ウイスキーの起源を推測していく過程と、著者自身のブレンダーとしての成長過程が交差して語られる構成はお見事。読みながらウイスキーと英国(特にアイルランドとスコットランド)の歴史も概観できる。世界を席巻したアイリッシュウイスキーがイングランドの弾圧で衰退したという歴史など、知らなかったことが沢山。世界史の知識は教養として必須なんだなということを痛感した。読めば読むほどウイスキーを飲みたくなる一冊。あ、あとジンやワインも飲みたくなりました(笑)。★★★★☆2021/07/03

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