出版社内容情報
「プロのこつ」は極めてシンプルでありながら、奥が深いものです――。
人は誰でもストーリーテラーになる。「物語る能力」を最大限に生かすための基本的技術とは何か? 一行目をどう書き始めるか、自分の無意識など信じるな、一〇〇字あらすじ企画書法、プロの証は原稿料……最前線の現役作家がすべてを投入して語り尽くした「小説の教科書」。蓮實重彦氏も「21世紀の『小説神髄』」と推薦!
内容説明
“ここに書かれてあることが理解でき、かつ実践できるならば、作家になる資格は十分にあるでしょう”―人は誰でもストーリーテラーになる。「物語る能力」を最大限に生かすための基本的技術とは何か?一行目を書き始める方法から、構成の技術、新しい文体を発明する秘術、職業作家としての心構えまで、奥深い「プロのコツ」をシンプルに伝授する本。
目次
1 小説のジャンルとは
2 小説の構成法
3 小説でなにを書くのか
4 語り手の設定
5 対話の技法
6 描写/速度/比喩
7 小説におけるトポロジー
8 小説内を流れる時間
9 日本語で書くということ
10 創作意欲が由来するところ
11 番外篇―私の経験に即して
著者等紹介
島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年3月13日東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。小説家。法政大学国際文化学部教授。83年、大学在学中に発表した「優しいサヨクのための嬉遊曲」が芥川賞候補となり、注目を集める。『彼岸先生』(泉鏡花文学賞)、『退廃姉妹』(伊藤整文学賞)等、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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