出版社内容情報
東京・京都で話題の展覧会開催! 若冲や蕭白らを抑え、京の人気No.1を勝ち得た応挙はどこがどうスゴイのか。その実力を再発見。
内容説明
京都では今でも「応挙さん」。親しみをこめて「さん」付けで呼ばれる画家は他にはいない。18世紀後半、若冲、蕪村、大雅、蕭白ら名だたるライバルたちを抑え、京でナンバー1の人気を得た円山応挙(1733~95)。中国や日本の伝統、西洋画の知識や技を取り入れて、写生を基盤に、斬新なスタイルを打ち立て、その後の日本美術にも大きな影響を及ぼしたスゴイひと。でもいったい、どこがどういうふうにスゴイのか?巨匠の実力と人間力、見どころを再発見。
目次
応挙の絵は、ここがすごい(ほんもの以上にほんものらしく描く;見たこともないのに見てきたように描く;見えないものも見えるように描く;元ネタよりうまく描く;まじめにきっちり描く;こわく描く;かわいく描く)
応挙の人生、この人間力がすごい(こうして絵師・応挙は生まれた―新しい表現を模索した青春の日々;高貴なる理解者のもとで―新しい可能性を追究した30代;新たなるパトロンを得て―屏風画に打ちこんだ黄金の40代;円熟の時―後継者たちを育てた50代から晩年まで)
京都「応挙さん」めぐり
著者等紹介
岡田秀之[オカダヒデユキ]
1975年、大阪府生れ。福田美術館学芸課長。関西学院大学大学院文学研究科前期課程修了後、MIHO MUSEUM学芸員、嵯峨嵐山日本美術研究所学芸課長を経て現職。専門は江戸絵画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しーふぉ
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conyTM3
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美幸
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