とんぼの本<br> 遊廓に泊まる

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とんぼの本
遊廓に泊まる

  • 関根 虎洸【著】
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  • 新潮社(2018/07発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022845
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0326

出版社内容情報

地図から遊廓が消えて60年。転業旅館や飲食店として今なお奇跡的にその姿を留める元遊廓20軒を収録。往時を知る人の証言も貴重。女性一人でも気軽に泊まれます。売春防止法施行から60年。地図上から「遊廓」は消えても、転業旅館や飲食店として今なおその姿を留める元妓楼があった! そんな希少な現役営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材。独特の意匠を誇る廓建築の内外観を隅々まで撮影し、往時を知る人々の証言を収載。奇跡のように残された20の「夢の跡」へ、ディープにご案内する。

関根 虎洸[セキネ ココウ]
著・文・その他

内容説明

昭和33年4月、売春防止法が施行され、日本地図から「遊廓」は消え、娼妓たちは去り、建物が残った。その後、あるものは元妓楼経営者の住処となり、あるものはアパートや店舗となった。60年を経た現在、建物の老朽化が進み、取り壊されたものも多いが、いまなお奇跡的にその姿を留めているのが「転業旅館」。現在全国にわずかに残る、現役で営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材。独特の廓建築を内観外観ともに隅々まで撮影。往時を知る人たちの証言も収載。これぞ日本最後の遊廓の姿を伝える貴重な記録である。

目次

新むつ旅館(青森県八戸市)
中村旅館(青森県黒石市)
高山旅館(青森県八戸市)
松山旅館(山形県酒田市)
錦旅館(秋田県由利本荘市)
金沢屋旅館(新潟県佐渡市)
旅館福田(新潟県新潟市)
陽月(石川県金沢市)
宿や平岩(京都市下京区)
多津美旅館(京都府八幡市)〔ほか〕

著者等紹介

関根虎洸[セキネココウ]
フリーカメラマン。1968年埼玉県生まれ。元プロボクサー。2014年、旧満州に残る遊廓跡を訪ねたことをきっかけに遊廓建築の撮影を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

349
【遊廓部参考図書】なんたるタイトル、なんたる装丁。遊廓ファンなら思わず手にしてしまう。なんたる眼福。全国にまだいくつか残る元遊廓建物を利用した旅館、いつか泊まってみたい。遊女たちのため息をこの耳で確かめてみたい。2018/09/01

鉄之助

329
昭和33年4月1日、売春防止法の施行により一夜にして全国の遊郭が姿を消した。今年はそれから63年。今なお残る遊郭の名残りを留めた旅館に泊まってみるルポルタージュだ。青森県には3軒残存。中でも八戸市の「新むつ旅館」は趣深い。Y字デザインの階段は、柿渋で磨き上げられ今も黒光り。階段はただ昇降するだけでなく、娼妓を顔見世するステージの役割を果たしているのかもしれない。後ろめたさから、全国には遊郭だった歴史を封印する建物もあるが、萩市では景観重要建造物に指定するほど注目されている。私も泊まってみるか!2021/05/10

じいじ

109
栄華を極めた「遊郭」は、昭和33年の「売春防止法」の施行でその幕を閉じた。60年を経た今、その姿を残し「泊まれる遊郭」として生まれ変わった旅館が注目されているらしい。とりわけ、旅好き女子に人気が高いそうです。今作は、これらの旅館・飲食店20か所を3年かけて丹念に訪ね歩いて、美しい写真と共に紹介されています。古き妓楼の匂いを嗅ぎながら、一夜泊まってみたくなりました。2018/09/02

やいっち

90
女性にとっては苦界。一部の男性には愉楽の場。遣り手婆さんがいて日本各地へ 女性を買い付けに行く。貧困の極みにあった時代にあって、僅かなカネで苦界へ身を沈めていったとも。贅沢と妍を凝らした意匠の遊郭の建物。赤…朱色主体の外観。男の欲望を満たす場。濃厚接触の場にあって思惑がどこまでも擦れ違う真っ赤な闇の場。本書の刊行は2018年。コロナ禍の苦境にあって、辛うじて残った遊郭の名残の旅館…宿は、今、生き残っているのだろうか。2020/07/23

ann

69
【?遊廓部課題本?】寂寥感溢れる一冊。女たちの血も涙も夢のあとさき。経営者の複雑な思いもよそに、現在は季節労働に従事する男性客や、外国人観光客に重宝されている旅館が多いのは意外だった。各旅館の食事も素朴で美味しそう。風情を極め往時を偲ぶ旅には最適かも。いつかいつの日か私も必ず。2018/09/16

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