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とんぼの本
イタリアの小さな工房めぐり

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022609
  • NDC分類 750.237
  • Cコード C0326

出版社内容情報

靴。楽器。装飾細工。イタリア工芸は世界一だ。時流になびかず、古い物を大事に使い続ける美意識と職人技、豊かな生き方を徹底案内。

この国の職人が作ると、「世界の一級品」になる理由は? 靴、楽器、装飾細工、書物、インテリア、自転車……。イタリアの手作り品は、いちど使えばとりこになる。時流になびかず、古い物を大事に使い続ける彼らの美意識が生み出すものには、永遠の輝きがあるから。21の工房の扉の奥で父から子へ、師から弟子へと伝えられる職人技、豊かな生き方を徹底案内。

内容説明

手縫いの靴、ハープ、手編みレース、マーブル紙、額縁、ムラーノグラス、製本、彫金レリーフ、自転車…イタリア職人が作ると「世界の一級品」になり、一度使えば誰もがとりこになります。時流になびかず、古い物を大事に使い続けるこの国の美意識が生み出す品には、永遠の輝きがあるから。工房の扉の奥で父から子へ、師から弟子へと伝えられる技と伝統、人を愛し人生を謳歌する豊かな生き方。イタリアに惚れ込んで20年、古都シエナに暮らすルポライターが徹底案内します。

目次

手縫いの靴工房―マルケ州フェルモ県モンテグラナーロ
フィリグラーナ細工の工房―リグーリア州ジェノヴァ県カンポ・リーグレ
ハープ工房―ピエモンテ州クーネオ県ピアスコ
オルヴィエート・レースの工房―ウンブリア州テルニ県オルヴィエート
マーブル紙工房―トスカーナ州フィレンツェ県フィエーゾレ地区
エトルリア様式のジュエリー工房―トスカーナ州ピサ県ヴォルテッラ
鍛冶工房―トスカーナ州シエナ県ピエンツァ
フィレンツェ・モザイクの工房―トスカーナ州フィレンツェ
アラバスター石細工の工房―トスカーナ州ピサ県ヴォルテッラ
スタンプ染め工房―エミリア=ロマーニャ州フォルリ=チェゼーナ県サンタ・ソフィア〔ほか〕

著者等紹介

大矢麻里[オオヤマリ]
イタリアコラムニスト。東京生まれ。短大卒業後、幼稚園教諭、大手総合商社勤務を経て、1996年にイタリア・トスカーナの古都シエナに移り住む。国立シエナ外国人大学で学び、現地の料理学校で通訳・アシスタントを務めるかたわら執筆活動を開始。NHK『マイあさラジオ』をはじめ、ラジオ番組でもコメンテーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

67
イタリアの伝統工芸品を扱う21の工房(手縫いの靴、ハープ、手編みレース、彫金レリーフなど)の紹介本。中でも興味深いのは:撚り合わせた極細の銀線を用いるフィリグラーナ細工。その他にもマーブル紙、額縁、製本の工房も。2019/11/02

ふう

25
靴、フィリグラーナ細工、ハープ、レース、マーブル紙、ジュエリー、鍛治、モザイク、アラバスター石細工、スタンプ染め、聖像、テラコッタ、額縁、ビーズ、麦藁、製本、オカリナ、籠編み、イコン画、彫金レリーフ、自転車。誇り高き職人の国イタリア各地のさまざまな工房を取材した本。既視感があるのはラジオ講座テキストに連載されていたから。巻頭の靴職人さんがイケメンすぎて❤️2022/09/18

aisu

18
わずかな人数でこつこつ手作りされる靴や楽器、鉄製品、額縁、金のアクセサリー、レース、紙、皮製品等の小さい工房を21紹介。写真が綺麗で、行った事のある都市が出てくると懐かしい。歴史も興味深い。2015/11/24

ののまる

14
本革のブックカバーが好きなので、手作り市などで作家さんと話をして直に買っています。本の大きさに合うようにちょっとそこで伸ばしてもらったり(特にハヤカワ文庫用)。ついつい、いろんな色や革のを集めてしまうけど、使っているうちに革が育って柔らかく手に馴染んできて、自分だけの一品になるので、そうしようとまたがんばって本を読んだり。と思いながら読んだ。この小さな職人工房が生きていける国の文化的成熟度も素晴らしい。フィレンツェの写真が懐かしかったな〜2015/10/16

ぽけっとももんが

7
イタリア各地にある小さな工房。靴やムラーノグラス、ハープやオカリナなどの楽器から自転車まで、さまざまな工房が紹介される。嬉しいのは、その多くに簡単とはいえ手順が紹介されていること。いや、わかりませんけどそれだけじゃ。でもなんとなくちょっとわかった気になる。見てみたいのはハープ博物館、やってみたいのはマーブル紙と製本だなぁ。こういう美しいものを作る伝統が、イタリアや日本に限らず廃れることがあってはいけないと思う。2019/01/20

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