出版社内容情報
厳しく豊かな自然のなかで、漆の器職人とその家族は、どのような料理を、どのような器で食べてきたのか。赤木家の器30年史。
この30年、私たちはどんな器を使ってきたのだろう。能登の自然の中で、漆の器職人とその家族は、どのような料理を、どのような器で、何を考えながら日々食べてきたのか。ときにくすくす、ときにしみじみするエッセイに加えて、食器棚4棹の中身を公開。30年間に使ってきた器の移りかわりを見ることで、現代日本の食器文化の変遷もたどる。撮影=鈴木心。
内容説明
日常の器を作りつづける漆作家が語る、食器棚の器200点と、現代の器作家30人。能登の「うまいもん」話もたっぷりと。
目次
食品棚と私(赤木智子)
器とぼく(赤木明登)
30年間の器を語る―1984‐2013(井畑勝江;吉川千香子;小野哲平;東日出夫;角偉三郎 ほか)
カタログ赤木家の器―1984‐2013
能登ごはん便り―2011‐12(ワカメの芽のしゃぶしゃぶ;春ららら;魚の春;そわそわ;くらしのみそ ほか)
著者等紹介
赤木明登[アカギアキト]
塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業、1994年独立。以後、輪島でうつわを作り、各地で個展を開く
赤木智子[アカギトモコ]
エッセイスト。1962年東京都生れ。東京学芸大学卒業後、現代陶芸を扱うギャラリーに勤務。1987年に赤木明登氏と結婚。1988年に輪島へ。2005年より、自身がふだん使う食器や衣類などを展示販売する「赤木智子の生活道具店」を各地のギャラリーで開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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