とんぼの本
うちの食品棚―能登ごはん便り

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022449
  • NDC分類 596.9
  • Cコード C0377

出版社内容情報

厳しく豊かな自然のなかで、漆の器職人とその家族は、どのような料理を、どのような器で食べてきたのか。赤木家の器30年史。

この30年、私たちはどんな器を使ってきたのだろう。能登の自然の中で、漆の器職人とその家族は、どのような料理を、どのような器で、何を考えながら日々食べてきたのか。ときにくすくす、ときにしみじみするエッセイに加えて、食器棚4棹の中身を公開。30年間に使ってきた器の移りかわりを見ることで、現代日本の食器文化の変遷もたどる。撮影=鈴木心。

内容説明

日常の器を作りつづける漆作家が語る、食器棚の器200点と、現代の器作家30人。能登の「うまいもん」話もたっぷりと。

目次

食品棚と私(赤木智子)
器とぼく(赤木明登)
30年間の器を語る―1984‐2013(井畑勝江;吉川千香子;小野哲平;東日出夫;角偉三郎 ほか)
カタログ赤木家の器―1984‐2013
能登ごはん便り―2011‐12(ワカメの芽のしゃぶしゃぶ;春ららら;魚の春;そわそわ;くらしのみそ ほか)

著者等紹介

赤木明登[アカギアキト]
塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業、1994年独立。以後、輪島でうつわを作り、各地で個展を開く

赤木智子[アカギトモコ]
エッセイスト。1962年東京都生れ。東京学芸大学卒業後、現代陶芸を扱うギャラリーに勤務。1987年に赤木明登氏と結婚。1988年に輪島へ。2005年より、自身がふだん使う食器や衣類などを展示販売する「赤木智子の生活道具店」を各地のギャラリーで開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichi

24
【図書館本】大ファンとなった塗師の赤木明登さん夫妻は日々どんな食器を使っているのか?とても興味があり手に取りました。赤木さんのお椀に一目惚れし、ネットで探しに探し購入!ただ今配送待ちです。ワタシ自身と好みが似ていると確信です。みな作家さんの食器であり、こんなに思い入れがある食器に盛り付けができるのなら料理も楽しくなるだろうなぁ。と感じました。2017/12/28

野のこ

20
すごーく良かったぁ!赤木さんご夫婦の雰囲気がとても好きです。明登さんが智子さんのことを「とこちゃん」と呼んだのにほっこり。智子さんが食器棚を我が子のように愛情いっぱいに接する姿が素敵です。「献立を考えるときに頭のなかには器にのったおかずの絵が浮かんでいる」私もそうゆう考えで料理出来たらいいなぁ。そして食器たちのラインアップが素晴らしいです。深くため息。「後半の能登ごはん便り」もそれはそれは楽しい日記リレーでした!ほんと2人共の文章がユーモラスたっぷりで大好き♩2017/05/26

あきこ

2
赤木さんの作品やエッセイ、また奥さんのエッセイも読んだことがあるが、その家の食器棚が見たいかと聞かれればみたいに決まっている。私の興味は作品よりも日々のご飯であるからだ。日々の食卓にこれほどの作家ものを使っていることが驚きだったが、まあ職業柄だろう。私の希望としては、これらの器にどんなふうに、どんなものを盛っているのかも知りたいところだ。後半のエッセイは自然に恵まれた能登での暮らしと食の話だが、なんと羨ましいこと。能登での暮らしには時計の短い針だけで暮らせそうなゆったり感がある。2013/05/27

cheap cheap

1
もうー、うちにある食器を全部捨てて本当に好きなものだけを一から集め直したくなった。こだわりたくなった。暮らしぶりも素敵だ2013/08/21

チョビ

1
食器のセンスが良いです。やはりよい作り手はよいものを知ってるんだな、と思いました。2013/06/21

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