とんぼの本<br> 白洲正子のきもの

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とんぼの本
白洲正子のきもの

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022302
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C0395

出版社内容情報

箪笥に遺された優品の数々を堪能しつつ、晴れ着よりも紬、絣といった普段着を好んだ独特のきもの観、ドレスダウン術に学ぶ。

内容説明

遺愛の優品を鑑賞しつつ、晴れ着よりも普段着を好んだ独自のきもの観、ドレスダウン術に学ぶ。

目次

白洲正子スタイル
織物と染めもの
衣更えのたのしみ
箪笥の奥から
きものが好きになるまで(白洲正子)
母の着物(牧山桂子)
日本の女性はどんなきものを着てきたか(白洲正子)
「こうげい」の頃(青柳恵介)
着物は無地、縞、格子に極まり候(八木健司)
歳月(牧山桂子)

著者等紹介

白洲正子[シラスマサコ]
随筆家。1910年東京都生れ。祖父は薩摩出身の海軍大将・樺山資紀伯爵。幼時より梅若宗家で能を習う。1924年アメリカ留学、1928年帰国。1929年、実業家・白洲次郎と結婚。1943年、処女作『お能』(昭和刊行会)上梓。戦後、小林秀雄、青山二郎を知り、文章と審美眼を鍛えられる。1964年『能面』(求龍堂)で読売文学賞(研究・翻訳部門)、1972年『かくれ里』(新潮社)で同賞(随筆・紀行部門)を受賞。1998年歿

牧山桂子[マキヤマカツラコ]
白洲次郎・正子夫妻の長女。1940年東京都生まれ。2001年10月に旧白洲邸武相荘を記念館として開館

青柳恵介[アオヤギケイスケ]
古美術評論家。1950年東京都生れ。成城大学大学院博士課程修了(国文学専攻)。成城学園教育研究所勤務

八木健司[ヤギケンジ]
呉服店主人。1964年東京都生れ。玉川大学文学部外国語学科卒業。1992年、東京青山に「青山 八木」開店。染織作家の作を多く扱い、伝統の技術を踏まえつつ、現代の街並にもあう着物を提案している。『ミセス』『和樂』他の婦人誌、着物専門誌、テレビCM等で着物のスタイリングを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒロミ

59
元祖・ハンサムウーマン白洲正子。家事や家のことはからきしだったらしいが、その類稀なる審美眼でいくつものすぐれた随筆を残してきた。本書は彼女の遺したきものや随筆、親族や知人の証言をもとに編まれた図版も豊富なムック。しかし白洲正子の好みは実にさっぱりとしている。きものは紺、格子、お召、麻などのどこかそっけないとも言える簡素なデザインを対丈で衣紋を抜かずにサッと着る。華美な柔らかものは嫌い。実に端然としてるじゃありませんか。元祖・令嬢は欧米暮らしをしたこともあり男前な性格なんですね。次郎さんならずとも惚れます。2017/10/19

ぼちぼちいこか

17
白洲正子さんの娘さんが、母親の着物を回想しながら紹介している。白洲正子さんの本の中に出ていた着物がカラー写真で見ることが出来てうれしい。着物を着る人の意志が感じられ、着物は時間を感じさせない不思議な魅力があるのに気付かされた。2024/08/10

犬養三千代

7
時代を越えた数々の着物。正子が己を知り己の個性を信じて集めた逸品揃いです。 着物にも流行があります。正子の時代は羽織が短くなったとき。今は段々長くなっている。 それでも、短い羽織を着る勇気があるか?人目を気にせず着たい?もうわからなくなりました。 着物は無地、縞、格子に極まり候。 正子の言葉を胸に。 さあ、出掛けよう。草履を履いて。2018/03/29

波 環

6
正子は1910年生まれ。幸田文は1904年生まれ。同世代と言っても間違いはないと思うが、きものに対する意識の違いが面白い。どちらも縞や格子、紬などの織物を普段着で好んでいたことで知られるけれど、価値観は違う。正子にはノブリシュオブリージュ的な意識が感じられ「美や価値を守る自分」としての着物好き。文は、主婦、生活者としてそうせざるを得ないところからの到達としての着物。対丈を好んだという正子のその全身写真が見てみたかった。2014/11/15

ゆき

4
白洲正子のきもの、の薄い方の本です。私はどちらかと言うと、着物は自然に着こなしてその様式美を継承してゆきたいので、ふだんガサツな人がお茶だのお花だのめかしこむ手段としての着物は好きではないです。紬や絣だけでは、着物を着て相手をもてなすということはできないかもしれませんが、もともと昔の人はこれを普段から着ていたので、その自然の有り様をたのしめるように組み合わせたり工夫できるように見習いたいです。2014/01/15

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