出版社内容情報
肉食妻帯、僧籍剥奪、流刑――日本人に最も愛される破格の僧・親鸞は何を信じ、何に悩んだのか? そのアウトロー的生き方と、「悪人」肯定の思想をわかりやすく説く。
内容説明
「どのような修行も到底やり通せない身なのですから、地獄こそが、私の落ちゆくところと決まっているのです」。僧として修行の日々を送りながら、なお断つことのできない煩悩の自覚。若き日の親鸞(1173‐1262)が苦悩の末に出会ったのは、「一心に念仏をとなえるだけで、阿弥陀仏の本願の力(他力)によって救われる」という師・法然の教えだった。越後への流罪という苦難を乗り越え、その人生を他力本願の信仰と実践についやした求道者にして浄士真宗の祖・親鸞の生涯を豊富なビジュアルとともに辿り、その思想のエッセンスを気鋭の宗教学者・釈徹宗がわかりやすく解説。知の巨人・梅原猛による白熱の論考、親鸞ゆかりの地をめぐる紀行&ガイドマップも収録した充実の入門書。
目次
1 親鸞の生涯―苦悩の中で出会った「他力」の教え
2 親鸞の思想―「悪」を自覚した愚者
3 親鸞をめぐる謎
4 親鸞への旅―京都・越後・常陸、聖人の名残を巡る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シリウスへ行きたい
85
わかりやすい親鸞、仏教の内でも、浄土真宗の歴史や教義、浄土宗法然との関係から理解しやすいように書いている。その後の浄土真宗、特に妻帯、日本人は、宗教性に強い意識を持っているとはいえないし、性欲や男女間のこと、肯定的でもある。宗教が、それでいいのか、修行との関係、子をなして世襲をどう考えるのか、それらがウヤムヤ、日本人らしい。結局、仏教といっても、インドや中国とは全く違う。2024/09/23
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3334-622022/02/10
鈴木貴博
2
親鸞聖人入門。「法然の「ゆるし」」同様、豊富な写真や図表を眺めつつ楽しく読む。梅原先生の文章も同じく読み応えがあり、「親鸞「四つの謎」を解く」のダイジェストにもなっている。ゆかりの地が非常に多く掲げられており、今後の旅の手がかりになりそう。2020/09/08
Sei.Kei
1
言うまでも大御所の梅原さんと、新進気鋭の釈さん共著の本があるなんて、何て良い本なんだろうと思い読んでみました。 タイトル通り、入門書ですが、親鸞さんのということは、鎌倉仏教、つまり今の日本に浸透している、仏教の入門書という書き方をしないと、少し不親切なのかなと思います。 この本では、仏教のありがたい教えというよりは、その前段階の、親鸞聖人の生い立ちや、歴史を知り、より教えを深く理解するための、前段階に読む本になります。写真がふんだん使われているので、資料集のようであり、さらっと読むには良い本だと思います。2021/04/04
takao
0
南無阿弥陀仏2017/01/24
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