とんぼの本<br> イタリア古寺巡礼―ミラノ→ヴェネツィア

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とんぼの本
イタリア古寺巡礼―ミラノ→ヴェネツィア

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022074
  • NDC分類 702.099
  • Cコード C0326

内容説明

ミラノ、ヴェネツィア、ラヴェンナほか、世界遺産からアルプスの隠れ里まで、北イタリアの12の聖堂を訪ね、その見どころと逸話を紹介。中世ヨーロッパの教会をめぐる「古寺巡礼」シリーズ第1弾。

目次

ミラノ―中世的世界の幕開け サンタンブロージョ聖堂
パヴィア―看板建築の起源 サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂
チヴァーテ―山上に残された絶品 サン・ピエトロ・アル・モンテ聖堂
ヴェローナ―ロマネスクとジュリエット サン・ゼノ・マッジョーレ聖堂
アッピアーノ―アルプスの小聖堂 アッピアーノ城礼拝堂
チヴィダーレ・デル・フリウリ―古代と中世のかたち サンタ・マリア・イン・ヴァッレ修道院聖堂祈祷堂
ヴェネツィア―寄せ集めの聖地 サン・マルコ大聖堂
トルチェッロ―聖母の島へ サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
ポンポーザ―平原に聳える名塔 サンタ・マリア修道院聖堂
ラヴェンナ―モザイクと東ローマ帝国の栄華 サン・ヴィターレ聖堂
モデナ―教会建築のお手本 モデナ大聖堂
パルマ―中世とルネサンスの競演 パルマ大聖堂

著者等紹介

金沢百枝[カナザワモモエ]
美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科准教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。1968年東京都生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士

小澤実[オザワミノル]
歴史家。名古屋大学大学院グローバルCOE研究員。中世ヨーロッパ史、主に北欧史を研究。1973年愛媛県生れ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

53
華やかで、百花繚乱といったルネッサンスから見れば、なんとも地味で暗くて拙劣なといった、とかくマイナス・イメージでとらえがちな中世美術。本書は、読者をそうした迷妄から解き放ってくれる。北イタリアを横断する形でミラノからチヴィダーレ・デル・フリウリまでの聖堂を訪ねるのだが、文字通り中世のものからヴェローナのサン・ゼノ・マッジョーレ聖堂のようなロマネスクものまで様式も多彩だ。壁画がまた素晴らしく、ピエモンテの山中にあるチヴァーテの「ヨハネ黙示録」の絵や、これも山中のアッピアーノ城礼拝堂の絵はことさらに秀逸だ。2013/02/03

Nat

40
北イタリアの古寺巡礼。ミラノからパドヴァ、パルマ、モデナ、ラヴェンナ。そしてヴェネツィア 、トルチェッロ。他にも魅力的な古寺がたくさん。モデナ大聖堂の壁面の彫刻のアダムが禁断の実にかじりついた瞬間の顔は必見!ラヴェンナのモザイクは、何とかして見に行きたいものです。2021/10/11

ぞしま

15
こんなん読んだら、ますますイタリアへの思いが強くなる。アッピアーノ城礼拝堂、ラヴェンナのサン・ヴィターレ大聖堂、パルマ大聖堂…須賀ファンにはお馴染みのトルチェッラ島のサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂の聖母子も載っています。あぁ、また今すぐあの空間に行きたい。良書。2016/01/31

ikedama99

11
職場の図書館から。中世の建物もそうだし、絵も思った以上に魅かれるものがあった。ローマの時代のようなすっきり感とルネッサンスのころのいわゆる「美術」とは違って、稚拙に一見見えなくもないが、でも「祈り」の思いは強く感じる絵が多いと思った。アルプスの小聖堂アッピアーノ城礼拝堂のロマネスク壁画やトルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンダ大聖堂の聖母子や最後の審判など・・・。暗示の表現もあり、前はあまり好きではなかったが、今はもっと見てみたいと思っている。いや、現地で見たいな。(難しいけど)2022/03/06

ろべると

8
イタリア美術と言えば、ルネサンスの絵画や彫刻がまず挙げられるが、自分がいま本当に惹かれるのはロマネスクだということを認識した。フランス大聖堂のステンドグラスに描かれているのと同じく素朴で平面的だが、奥深いものを秘めていそうで、実に味がある。光り輝くルネサンスとは対照的な暗黒の中世だが、当然ながらそこでも人々は生活していたのだ。本書はミラノからヴェネツィア、ラヴェンナなどの古寺をふたりの解説を交えて巡るもので、須賀敦子が愛したトルチェルロ島の聖堂など、ひとり静かに訪れてみたくなる。ロマネスクにハマりそうだ。2022/05/20

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