とんぼの本<br> 蕪村―放浪する「文人」

個数:
  • ポイントキャンペーン

とんぼの本
蕪村―放浪する「文人」

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月05日 20時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 88p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106021954
  • NDC分類 911.34
  • Cコード C0371

出版社内容情報

絵筆をとれば文人画から俳画まで自在にこなし、俳句を詠んでは芭蕉とならび、書をよくする。彼こそ江戸ルネサンス最大の総合芸術化=文人だった!

内容説明

絵筆をとれば文人画から俳画まで自在にこなし、俳句を詠んでは芭蕉とならび、書にも抜群のセンスを示す蕪村こそは画壇・俳壇を股にかけた江戸ルネサンス最大のマルチアーティストだった!旅を重ねた若き日から、京都に腰を落ち着けた円熟の晩年まで、大胆に変貌しつづけた蕪村の世界を丹念に追う。

目次

第1章 蕪村 江戸の総合芸術家(蕪村、二十の旅立ち;修業時代;総合芸術の完成期)
第2章 俳人蕪村の実力
附 蕪村句のイメージを求めて

著者等紹介

佐々木丞平[ササキジョウヘイ]
1941年、兵庫県生れ。65年、京都大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻博士課程修了。日本近世絵画史専攻。京都府教育委員会、文化庁、京都大学教授をへて、2005年、京都国立博物館館長に就任

佐々木正子[ササキマサコ]
1950年、神奈川県生れ。76年、東京芸術大学美術学部絵画科卒業。日本画家、京都嵯峨芸術大学教授。99年、夫・丞平とともに、円山応挙の研究で日本学士院賞受賞(夫婦での受賞は同賞の創設以来初めて)

小林恭二[コバヤシキョウジ]
1957年、兵庫県生まれ。81年、東京大学文学部美学科卒業。84年、「電話男」で第3回「海燕」新人賞受賞。98年、『カブキの日』(98講談社)で第11回三島由紀夫賞受賞

野中昭夫[ノナカアキオ]
1934年、新潟県生れ。57年、早稲田大学商学部卒業後、新潮社写真部に入社。「芸術新潮」のスタッフ・カメラマンとして長年、活躍。連載「ローカルガイド」及び「現代人の伊勢神宮」で日本雑誌写真記者会賞受賞。現在、フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

92
折口真喜子さんの作品から興味をもった与謝蕪村。その絵画作品の見事さに驚いた。特に銀閣寺の墨一色で棕櫚を描いた襖絵が素晴らしい。丸山応挙とはご近所さんで親しく、合作もあるそうだ。俳人として知られるようになったのは正岡子規が評価したから、というのにもびっくり。附記では四季折々の句が見開きの美しい写真で紹介されていて、蕪村入門書としてとてもいいと思う。2016/09/15

sofia

29
旅人・蕪村の生い立ちは読みやすかった。中国っぽい文人画から俳画、国宝の絵からさっさっさと書いたような飄々とした絵…と魅力的な人である。2022/05/10

しーもあ

2
内容はやや物足りないけど、写真が多くヴィジュアル的に見やすかった2017/01/29

Mマジパン

1
蕪村の俳句は暖かいユーモアのようなものが漂っていて好きである。しかし、正岡子規に発見されるまで、江戸期は大雅などと並ぶ画人とみなされていた。この本は、修業時代の若書きから円熟期の傑作まで、各地を旅しながら進化を続けた彼の作品を一堂に集めたものである。俳画の漫画みたいな軽妙な絵も良いが、完成期の「蘇鉄図屏風」「鳶鴉図」「夜色楼台図」、さらに「白梅紅梅図屏風」はまさに傑作で、精神性も深まっている。一度実物をじっくりと見てみたい。ただ、他の本で見た眼鏡をかけて書物に向かっている自画像(?)が一番好きだ。2021/02/18

Fumi Kawahara

1
これも、『若冲と蕪村展』の為の前準備。この二人、同じ年生まれ。で、ほとんど京を出ない&裕福な商家に生まれて画材にも不自由しなかった豪華絢爛、絵一筋の若冲に比べて、生まれはよく分からん。多分この辺。そんで、関東やら東北やら芭蕉の足跡辿ったり京に落ち着いても日本海側行ったり四国行ったり来たりしたり、絵もたしなむけど俳諧の方に重心置いてる蕪村の対比展なんだな、と。岡田美術館行った人の感想見ると、ほぼ応挙のワンちゃんにやられてるので、応挙どうしよう・・・(・ω・)・・・蕪村、若冲より応挙の方が親交あるやんってゆー2016/11/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/298623
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品